GetGestureInfo 関数 (winuser.h)
ジェスチャ情報へのハンドルが指定された GESTUREINFO 構造体を取得します。
構文
BOOL GetGestureInfo(
[in] HGESTUREINFO hGestureInfo,
[out] PGESTUREINFO pGestureInfo
);
パラメーター
[in] hGestureInfo
ジェスチャ情報ハンドル。
[out] pGestureInfo
ジェスチャ情報構造へのポインター。
戻り値
関数が成功すると、戻り値は 0 以外になります。
関数が失敗した場合は、0 を返します。 拡張エラー情報を取得するには、 GetLastError 関数を使用します。
解説
関数に渡される GESTUREINFO 構造体の cbSize メンバーは、関数が呼び出される前に設定する必要があります。 それ以外の場合、 GetLastError を呼び出すと 、ERROR_INVALID_PARAMETER が返されます (10 進数では 87)。 アプリケーションが WM_GESTURE メッセージを処理する場合は、 CloseGestureInfoHandle を使用してハンドルを閉じます。 これを行わないと、プロセス メモリ リークが発生する可能性があります。
メッセージが DefWindowProc に渡されるか、API 関数の PostMessage クラスまたは SendMessage クラスのいずれかを使用して転送された場合、ハンドルはメッセージと共に転送されるため、アプリケーションで閉じる必要はありません。
例
GESTUREINFO gestureInfo = {0};
gestureInfo.cbSize = sizeof(gestureInfo);
BOOL bResult = GetGestureInfo((HGESTUREINFO)lParam, &gestureInfo);
if (!bResult){
DWORD err = GetLastError();
}
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 7 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | winuser.h (Windows.h を含む) |
Library | User32.lib |
[DLL] | User32.dll |
API セット | ext-ms-win-ntuser-misc-l1-2-0 (Windows 8.1 で導入) |