次の方法で共有


IDsAdminNewObjExt::WriteData メソッド (dsadmin.h)

IDsAdminNewObjExt::WriteData メソッドを使用すると、オブジェクト作成ウィザード拡張機能は、そのデータを Active Directory Domain Services 内の オブジェクトに書き込みます。

構文

HRESULT WriteData(
  [in] HWND  hWnd,
  [in] ULONG uContext
);

パラメーター

[in] hWnd

考えられるエラー メッセージの親ウィンドウとして使用されるウィンドウ ハンドル。

[in] uContext

WriteData が呼び出されるコンテキストを指定します。 これは、次のいずれかの値になります。

DSA_NEWOBJ_CTX_PRECOMMIT

WriteData は、永続ストレージにコミットされた新しいオブジェクトの前に呼び出されます。 これは、セカンダリ オブジェクト作成拡張機能がデータを書き込むコンテキストです。

DSA_NEWOBJ_CTX_POSTCOMMIT

WriteData は、新しいオブジェクトが永続ストレージにコミットされた後に呼び出されます。

DSA_NEWOBJ_CTX_CLEANUP

一時オブジェクトの書き込みプロセス中にエラーが発生し、一時オブジェクトが再作成されました。

戻り値

成功した場合 はS_OK を返し、それ以外の場合は OLE 定義のエラー コードを返します。

注釈

IDsAdminNewObjExt::SetObject メソッドが呼び出されると、一時ディレクトリ オブジェクトへのポインターが拡張機能に提供されます。

セカンダリ オブジェクト作成拡張機能では、IADs::SetInfo を呼び出して WriteData メソッド中にデータ セットをコミットしないでください。 プライマリ オブジェクト作成拡張機能は、すべての拡張機能がデータを追加したときに、オブジェクトのすべてのデータをコミットします。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー dsadmin.h
[DLL] DSAdmin.dll

こちらもご覧ください

IDsAdminNewObjExt

IDsAdminNewObjExt::SetObject