IUrlAccessor::GetSecurityDescriptor メソッド (searchapi.h)
URL 項目のセキュリティ記述子を取得します。 セキュリティはクエリ時に適用されるため、この記述子は読み取りアクセスのセキュリティを識別します。
構文
HRESULT GetSecurityDescriptor(
[out] BYTE *pSD,
[in] DWORD dwSize,
[out] DWORD *pdwLength
);
パラメーター
[out] pSD
型: BYTE*
セキュリティ記述子へのポインターを受け取ります。
[in] dwSize
型: DWORD
pSD 配列の TCHAR単位のサイズ。
[out] pdwLength
型: DWORD*
pSD に書き込まれた TCHARの数へのポインターを受け取ります。終端の NULL は含まれません。
戻り値
型: HRESULT
このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。
注釈
このメソッドを使用すると、コンテンツ ソースに登録されているユーザーと、ドメインに登録されているユーザー (異なる場合) 間のカスタム マッピングが可能になります。 このメソッドで作成されるセキュリティ記述子は、自己相対である必要があります。
URL にユーザー セキュリティ識別子 (SID) が含まれている場合、そのユーザーのセキュリティ コンテキストでプロトコル ハンドラーが呼び出され、このメソッドは E_NOTIMPLを返す必要があります。
URL にユーザー SID が含まれていない場合、プロトコル ハンドラーはシステム サービスのセキュリティ コンテキストで呼び出されます。 その場合、このメソッドはアクセス制御リスト (ACL) を返して読み取りアクセスを制限するか、クエリ中に読み取りアクセスを許可する PRTH_S_ACL_IS_READ_EVERYONE を返すことができます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | WINDOWS XP と SP2、Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 SP1 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | searchapi.h |
再頒布可能パッケージ | Windows デスクトップ検索 (WDS) 3.0 |