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CREDENTIAL_ATTRIBUTEA構造体 (wincred.h)

CREDENTIAL_ATTRIBUTE 構造体には、資格情報のアプリケーション定義属性が含まれています。 属性はキーワードと値のペアです。 属性の意味を定義するのは、アプリケーションによって行われます。

構文

typedef struct _CREDENTIAL_ATTRIBUTEA {
  LPSTR  Keyword;
  DWORD  Flags;
  DWORD  ValueSize;
  LPBYTE Value;
} CREDENTIAL_ATTRIBUTEA, *PCREDENTIAL_ATTRIBUTEA;

メンバーズ

Keyword

アプリケーション固有の属性の名前。 名前は、CompanyName>_<Name><形式にする必要があります。

このメンバーは、CRED_MAX_STRING_LENGTH (256) 文字を超えることはできません。

Flags

資格情報属性の特性を識別します。 このメンバーは予約済みであり、最初は 0 として初期化する必要があり、それ以外の場合は将来の拡張を許可するように変更しないでください。

ValueSize

Value の長さ (バイト単位)。 このメンバーは、CRED_MAX_VALUE_SIZE (256) より大きくすることはできません。

Value

属性に関連付けられているデータ。 慣例により、Value がテキスト文字列の場合、Value には末尾の 0 文字を含めず、UNICODE にする必要があります。

資格情報は移植可能である必要があります。 アプリケーションでは、値のデータが移植可能になるように注意する必要があります。 Valueでデータのバイト エンディアンとアラインメントを定義するのは、アプリケーションの役割です。

備考

手記

wincred.h ヘッダーは、unicode プリプロセッサ定数の定義に基づいて、この関数の ANSI または Unicode バージョンを自動的に選択するエイリアスとしてCREDENTIAL_ATTRIBUTEを定義します。 エンコードに依存しないエイリアスをエンコードに依存しないコードと組み合わせて使用すると、コンパイルエラーやランタイム エラーが発生する不一致が発生する可能性があります。 詳細については、「関数プロトタイプの 規則」を参照してください。

必要条件

要件 価値
サポートされる最小クライアント Windows XP [デスクトップ アプリのみ]
サポートされる最小サーバー Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ]
ヘッダー wincred.h