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FSCTL_SET_INTEGRITY_INFORMATION IOCTL (winioctl.h)

ReFS ボリューム上のファイルまたはディレクトリの整合性状態を取得します。

この操作を実行するには、次のパラメーターを使用して DeviceIoControl 関数を呼び出します。

BOOL DeviceIoControl(
  (HANDLE) hDevice,                     // handle to file or directory
  FSCTL_SET_INTEGRITY_INFORMATION,      // dwIoControlCode
  (LPDWORD) pInBuffer,                  // FSCTL_SET_INTEGRITY_INFORMATION_BUFFER
  (DWORD) InBufferSize,                 // size of input buffer
  (LPDWORD) NULL,                       // pOutBuffer
  (DWORD) 0,                            // OutBufferSize
  (LPDWORD) NULL,                       // lpBytesReturned
  (LPOVERLAPPED) lpOverlapped           // OVERLAPPED structure
);

解説

整合性の状態は、空のファイルに対してのみ変更できます。

ReplaceFile を使用してファイルを整合性セットに置き換え、lpBackupFileName パラメーターが整合性が設定されていない場所を指している場合、元のファイルの整合性状態は保持されません。

整合性ストリームへの書き込みは、常にクラスター サイズです。 整合性ストリームからの読み取りは、常に 16 KB ブロックで行われます。 これにより、破損した領域が読み取られる領域の外部にある場合でも、読み取りが失敗する可能性があります。 たとえば、ファイル内のオフセット 0 で 4 KB が読み取られ、ファイルに 12 KB の破損が発生した場合、読み取りは ERROR_DATA_CHECKSUM_ERROR (0x143) で失敗します。

要件

   
サポートされている最小のクライアント サポートなし
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012 [デスクトップ アプリのみ]
Header winioctl.h (Windows.h を含む)

関連項目