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ldap_get_option関数 (winldap.h)

ldap_get_option関数は、セッション全体のパラメーターの現在の値を取得します。

構文

WINLDAPAPI ULONG LDAPAPI ldap_get_option(
  [in]  LDAP *ld,
  [in]  int  option,
  [out] void *outvalue
);

パラメーター

[in] ld

セッション ハンドル。

[in] option

アクセスされるオプションの名前。 詳細および許容されるオプションとその値の一覧については、次の「解説」セクションを参照してください。

[out] outvalue

オプション値のアドレス。 このパラメーターの実際の型は、オプション パラメーターの設定によって異なります。

戻り値

関数が成功した場合、戻り値は LDAP_SUCCESS

関数が失敗した場合はエラー コードを返します。 詳細については、「 戻り値」を参照してください。

解説

LDAP セッションに適用されるオプション設定の詳細と説明については、「 セッション オプション」を参照してください。 outvalue 値は、セッション オプション テーブルに一覧表示されている型のメモリの割り当て済みブロックへのポインターを返します。このメモリは、返されたメモリを解放しないようにセッション オプション テーブルに明示的に記載されていない限り、データが不要になった場合にldap_memfreeを使用して解放する必要があります。

LDAP_OPT_ERROR_STRING は内部静的文字列テーブルへのポインターを返します。このセッション オプションを使用する場合は 、ldap_memfree を呼び出さないでください。
 
マルチスレッド: ldap_get_option 関数はスレッド セーフです。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows Vista
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー winldap.h
Library Wldap32.lib
[DLL] Wldap32.dll

関連項目

関数

セッション オプションの取得と設定

戻り値

セッション オプション

ldap_memfree

ldap_set_option