IEnroll::p ut_HashAlgorithmWStr メソッド (xenroll.h)
[このプロパティは、Windows Server 2008 および Windows Vista では使用できなくなりました。
HashAlgorithmWStr プロパティは、PKCS #10 認定要求の署名に使用される署名ハッシュ アルゴリズムのみを設定または取得します。
このプロパティは、最初に IEnroll インターフェイスで定義されました。
このプロパティは読み取り/書き込み可能です。
構文
HRESULT put_HashAlgorithmWStr(
LPWSTR szw
);
パラメーター
szw
戻り値
なし
解説
この署名ハッシュ アルゴリズムは、証明書の署名に使用されるハッシュ アルゴリズムと混同しないでください。 登録コントロールでは現在、ハッシュ アルゴリズムの OID に加えて、SHA1 (既定値)、MD2、および MD5 の表示名の値がサポートされています。 このプロパティを取得すると、取得された値は OID 形式になります (つまり、SHA1 は 1.3.14.3.2.29 として表示されます)。 このプロパティを設定する場合、定義されたフレンドリ値に表示されるテキストの代わりに、対応する OID 形式を使用できます。
証明書登録コントロールは、 HashAlgorithmWStr プロパティの値を、PKCS #10 認定要求の署名に使用するハッシュ アルゴリズムのヒントと見なします。 暗号化サービス プロバイダー (CSP) が HashAlgorithmWStr プロパティで指定されたアルゴリズムをサポートしている場合は、アルゴリズムが使用されます。 それ以外の場合、証明書登録コントロールは SHA1 の使用を試みます。 CSP で SHA1 がサポートされていない場合は、MD5 が試行されます。 SHA1 も MD5 もサポートされていない場合、証明書登録制御は CSP から返される最初のハッシュ アルゴリズムの使用を試みます。
HashAlgorithmWStr プロパティは、次のメソッドの動作に影響します。
HashAlgID プロパティと HashAlgorithmWStr プロパティの両方が設定されている場合、最後に更新された方が PKCS #10 認定要求の署名に使用するハッシュ アルゴリズムを指定します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | xenroll.h |
Library | Uuid.lib |
[DLL] | Xenroll.dll |