MXDC_S0PAGE_PASSTHROUGH_ESCAPE_T構造体
MXDC_S0PAGE_PASSTHROUGH_ESCAPE_T構造体は、MXDC_S0PAGE_DATA_T構造体と連結されたMXDC_ESCAPE_HEADER_T構造体です。
構文
typedef struct tagMxdcS0PagePassthroughEscape {
MXDC_ESCAPE_HEADER_T mxdcEscape;
MXDC_S0PAGE_DATA_T xpsS0PageData;
} MXDC_S0PAGE_PASSTHROUGH_ESCAPE_T, *P_MXDC_S0PAGE_PASSTHROUGH_ESCAPE_T;
メンバー
-
mxdcEscape
-
opCode メンバーが MXDCOP_SET_S0PAGE に設定されたMXDC_ESCAPE_HEADER_T構造体。
-
xpsS0PageData
-
XPS ドキュメント ページを表す MxdcS0PageData 構造体。
注釈
この構造体は、MXDC_ESCAPE エスケープで呼び出され、MXDC_ESCAPE_HEADER_T構造体のopCode メンバーがMXDCOP_SET_S0PAGEされるときに、ExtEscape 関数の lpszInData パラメーターに渡されます。 その結果、Microsoft XML ドキュメント コンバーター (MXDC) は、処理せずにページをプリンターに渡します。
次に示すようにエスケープにメモリを割り当て、必要に応じてフィールドを設定し、 ExtEscape を呼び出します。
// Compute size of buffer required adding the
// size of the escape structure to the size
// of the resource data buffer.
SIZE_T iTotalDataSize = sizeof(MXDC_S0PAGE_PASSTHROUGH_ESCAPE_T) +
iS0PageDataSize - 1;
// Allocate the memory buffer.
P_MXDC_S0PAGE_PASSTHROUGH_ESCAPE_T pS0PageEscapeData =
(P_MXDC_S0PAGE_PASSTHROUGH_ESCAPE_T)HeapAlloc(
GetProcessHeap(),
0,
iTotalDataSize);
ExtEscape の呼び出しは、StartPage の呼び出しと EndPage の呼び出しの間にある必要があります。
呼び出し元のアプリケーションは、XPS ドキュメント ページの XML を検証する役割を担います。
MXDCOP_SET_S0PAGEで呼び出す前に、ページ上の各リソースに対して opCode としてMXDCOP_SET_S0PAGE_RESOURCEを指定して ExtEscape を呼び出すと、ストリーミングの消費量がより効率的になります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
Header |
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