共有アセンブリについて
共有アセンブリは、コンピューター上の複数のアプリケーションで使用できるアセンブリです。 Windows Vista および Windows XP では、 サイド バイ サイド アセンブリ を共有アセンブリとしてインストールできます。 共有サイド バイ サイド アセンブリは、システムにグローバルに登録されませんが、 マニフェストでアセンブリへの依存を指定するアプリケーションでグローバルに使用できます。 複数のバージョンのサイド バイ サイド アセンブリは、同時に実行されている異なるアプリケーションで共有できます。 詳細については、「 分離アプリケーションとサイド バイ サイド アセンブリについて」を参照してください。 たとえば、Windows XP に付属 するサポートされている Microsoft サイド バイ サイド アセンブリ は、通常、複数のアプリケーションで共有アセンブリとして使用されます。
共有サイド バイ サイド アセンブリは、WinSxS フォルダーにインストールされます。 アセンブリの発行元、アプリケーション、および管理者は、 構成を使用して展開後にサイド バイ サイド アセンブリの依存関係のバージョンを変更できます。 共有サイド バイ サイド アセンブリは、オペレーティング システムの更新プログラム、またはアプリケーションをインストールまたは更新する Windows インストーラー パッケージによってインストールできます。 詳細については、「 Win32 アセンブリのインストール」を参照してください。
Windows XP より前のバージョンでは、共有アセンブリはグローバルに登録され、Windows システム フォルダーにインストールされていました。 この場合、アセンブリにバインドするすべてのアプリケーションで、インストールされている最新バージョンのアセンブリを使用できます。 サイド バイ サイド アセンブリは、アプリケーションを排他的に使用するためのプライベート アセンブリとしてインストールすることもできます。 詳細については、「 プライベート アセンブリ」を参照してください。