SNMP サービス
[SNMP は、[要件] セクションで指定されたオペレーティング システムで使用できます。 今後のバージョンでは変更されるか、利用できなくなる場合もあります。 代わりに、WS-Man の Microsoft 実装である Windows リモート管理を使用します。
目的
簡易ネットワーク管理プロトコル (SNMP) の Microsoft Windows 実装は、リモート デバイスの構成、ネットワーク パフォーマンスの監視、ネットワーク使用状況の監査、ネットワーク障害または不適切なアクセスの検出に使用されます。
重要
Microsoft Windows SNMP API では、SNMPv2C までのプロトコル バージョンのみがサポートされます。 それ以降のバージョンのプロトコルはサポートされていません。
該当する場合
SNMP では、管理アプリケーションとエージェント アプリケーションで構成される分散アーキテクチャが使用されます。 SNMP サービスは SNMP エージェントを実装します。 SNMP サービスが提供する情報を使用するには、SNMP 管理アプリケーションを実行しているホストが少なくとも 1 つ必要です。 サードパーティ製の SNMP 管理ソフトウェアを使用することも、独自の SNMP 管理ソフトウェア アプリケーションを開発することもできます。 この目的では、次の API を使用できます。
- SNMP Management API(基本的な SNMP 管理システムをすばやく開発するために使用できる一連の機能)
- WinSNMP API バージョン 2.0、SNMP メッセージのエンコード、デコード、送信、および受信のための一連の関数
さらに、SNMP 拡張エージェント API は、SNMP サービスとサードパーティの SNMP 拡張エージェント DLL の間のインターフェイスを定義します。 SNMP ユーティリティ API 関数を使用すると、SNMP メッセージの処理を簡略化できます。
対象となる開発者
前のセクションに記載されている API は、C/C++ プログラマが使用するように設計されています。 SNMP と SNMPv2C に関する知識と、ネットワークとネットワーク管理の概念に関する実用的な知識が必要です。
実行時の要件
特定の関数を使用するために必要なオペレーティング システムの詳細については、その関数のリファレンス ページの「要件」セクションを参照してください。
このセクションの内容
トピック | 説明 |
---|---|
SNMP の新機能 |
SNMP の更新に関する情報。 |
簡易ネットワーク管理プロトコル (SNMP) |
SNMP 管理 API、SNMP 拡張エージェント API、SNMP ユーティリティ API 関数など、SNMP の情報と API リファレンス。 |
WinSNMP API |
Microsoft Windows SNMP アプリケーション プログラミング インターフェイス (WinSNMP API) の情報と API リファレンス。 |