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コマンド ラインまたは UI を使用して Office 2013 KMS ホストを移行する

原文の記事の投稿日: 2013 年 1 月 21 日 (月曜日)

Office 2013 KMS ホストを別のコンピューターに移行する方法は、Office 2010 KMS ホストを移行する場合と同様です。

Office KMS ホストの移行に関する基本事項については、「Office 2010 KMS ホストを移行する」を参照してください。Office 2013 では、Microsoft Office 2013 KMS ホスト ライセンス パック とライセンス認証 ID が新しくなっています。また、移行した Office 2013 KMS ホストを Windows 8 または Windows Server 2012 で実行する場合は、KMS ホストのセットアップとライセンス認証を Windows UI で実行することもできます。

Office 2013 KMS ホストを移行するには

1. 次のコマンドを実行して、Office 2013 KMS ホスト キーをアンインストールします。

cscript C:\windows\system32\slmgr.vbs /upk 2E28138A-847F-42BC-9752-61B03FFF33CD

2. ドメイン ネーム システム (DNS) からレコードを削除します。

a. DNS コンソールを開きます。

b. domain.com の下の _tcp ノードを展開します。

c. _VLMCS レコードを削除します。

この操作を行うと、Office 2013 KMS ホストがアンインストールされます。

3. Microsoft Office 2013 KMS ホスト ライセンス パック Web サイトで、office2013volumelicensepack_en-us_x86.exe をダウンロードして新しいサーバーで実行します。
プロダクト キーを入力するように求められ、Office 2013 KMS ホストのライセンス認証が試行されます。ライセンス認証に失敗した場合は、以下を実行します。

a. 新しいサーバーで、管理者権限のプロンプトで次のコマンドを実行して、Office 2013 KMS ホストのプロダクト キーを再インストールします。
cscript C:\windows\system32\slmgr.vbs /ipk [プロダクト キー]

b. 管理者権限のプロンプトで次のコマンドを実行して、Office 2013 KMS ホストをライセンス認証します。
cscript C:\windows\system32\slmgr.vbs /ato 2E28138A-847F-42BC-9752-61B03FFF33CD

注: Office KMS ホストのライセンス認証用のすべての slmgr.vbs コマンドについては、「Office KMS ホストを準備および構成する」を参照してください。

4. ライセンス認証が完了したら、ソフトウェア ライセンス サービスを再起動し、DNS で新しい KMS ホスト サーバー用のレコードが作成されていることを確認します。KMS ホスト用に DNS を構成する方法の詳細については、「KMS について (英語)」を参照してください。

5. Office 2013 KMS ホストが正しく構成されているかどうかを確認するには、KMS ライセンス認証要求数をチェックし、数が増加しているかどうかを確認します。KMS ホストで、次のコマンドを実行すると現在の数が表示されます。
cscript C:\windows\system32\slmgr.vbs /dlv 2E28138A-847F-42BC-9752-61B03FFF33CD

また、[アプリケーションとサービス ログ] フォルダー内のキー管理サービス ログでイベント 12290 をチェックすることもできます。このログには、KMS クライアントからのライセンス認証要求が記録されます。各イベントには、コンピューターの名前と、ライセンス認証要求のタイムスタンプが表示されます。

Windows 8 または Windows Server 2012 で実行される Office 2013 KMS ホストをライセンス認証する場合は、Windows UI を使用することもできます。詳細については、「Office 2013 のボリューム ライセンス認証方式」および「ボリューム ライセンス認証の概要」を参照してください。

これはローカライズされたブログ投稿です。原文の記事は、「Migrate an Office 2013 KMS host from the command line or the UI」をご覧ください。