メッセージ モード
すべての HL7 メッセージの基になる 2 つの基本的な概念があります。 これらの概念は、データを交換する独立系システムが対話できるさまざまな方法に対処し、分散医療システム内で時間の経過に伴う相互運用性の要件をサポートする構造を提供します。 以下に示す概念では、HL7 設計の背後にある基になるテーマを定義します。
メッセージング モード。 情報交換の 3 つの基本的な目的の認識: 情報のブロードキャスト (宣言型)、情報の要求 (尋問)、システムがアクション (命令型) を実行するように要求すること。 これらの各目的には、メッセージ フローの特定の要件とパターンがあります。
受信確認モード。 密に結合されたメッセージング スタイルをサポートする必要性。 HL7 の受信確認モードを使用すると、送信側アプリケーションで受信側からの応答を要求するか、基になるネットワークでメッセージ配信を保証できます。
ローカライズ。 エンティティがサイト固有の資料をメッセージの仕様に導入できるようにすることで、特定のローカル要件をサポートする必要があります。
進化。 標準バージョン間の相互運用性を有効にすることで、多くのインターフェイスと多くのアプリケーションを持つサイトをサポートする必要があります。 これにより、エンティティは、すべてのインターフェイスの同時アップグレードを必要とするのではなく、インターフェイスのアップグレードをステージングできます。
Microsoft BizTalk Accelerator for HL7 (BTAHL7) の次の機能は、上記の要件をサポートしています。
HL7 受信確認モード。 BTAHL7 は、アプリケーションの受信確認を元のメッセージ送信者に渡すことによって、元の受信確認モードをサポートします。
さまざまなメッセージング モード。 これにより、複数の宛先にブロードキャストし、クエリを関連付けられたクエリ応答に結び付けます。
XML およびパイプ区切りのエンコードを含む複数のバージョンのサポート。
多様な環境とアップグレードを可能にする HL7 バージョン間のマッピング。
オーケストレーション内のローカライズ (カスタマイズ)。
新しいインターフェイスのデバッグと評価をサポートするツール。
参照
HL7 メッセージの処理
HL7 2.X スキーマの使用
HL7 2. XML スキーマの使用
メッセージの種類とイベント
HL7 メッセージング