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フラット ファイル アセンブラー パイプライン コンポーネントでの文字エンコード

フラット ファイル アセンブラーを使用すると、ユーザーが指定する文字エンコードでメッセージを生成できます。 文字エンコードは複数のレベルで指定できます。

  • スキーマ。 ドキュメントのフラット ファイル スキーマで codepage プロパティを設定します。

  • コンポーネント。 パイプライン Designerで Target Charset コンポーネント プロパティを設定します。

  • Message. メッセージ コンテキストに XMLNorm.TargetCharset プロパティを設定します。

    メッセージ コンテキストに設定されたプロパティ値は、パイプライン デザイナーで設定されたプロパティ値を常にオーバーライドします。 また、パイプライン Designerで設定された値は、フラット ファイル ドキュメント スキーマのコード ページ プロパティとして設定された値を常に上書きします。

    フラット ファイル アセンブラーでは、次のアルゴリズムに基づいて、出力メッセージのエンコードに使用する文字セットを決定します。

  • XMLNorm.TargetCharset コンテキスト プロパティが設定されている場合、その値はエンコードに使用されます。

  • それ以外の場合は、パイプライン Designerの Target charset プロパティが指定されている場合、その値が使用されます。

  • それ以外の場合は、フラット ファイル スキーマの codepage プロパティが指定されている場合、その値が使用されます。

  • それ以外の場合、 XMLNorm.SourceCharset プロパティを指定すると、その値が使用されます。

  • 上記のいずれにも該当しない場合は、"UTF-8" が使用されます。 UTF-8 エンコードを使用する場合、フラット ファイル アセンブラー パイプライン コンポーネントでは、送信メッセージにバイト順マークが付加されないことに注意してください。

    フラット ファイル アセンブラーは、 IBaseMessagePart.Charset プロパティの BizTalk メッセージ オブジェクトの本文部分にエンコード情報を保存します。

参照

フラット ファイル アセンブラー パイプライン コンポーネント
フラット ファイル アセンブラー パイプライン コンポーネントを構成する方法
Pipelines-AssemblerDisassembler (BizTalk Server サンプル フォルダー)