XML 逆アセンブラー パイプライン コンポーネントでの文字エンコード
XML 逆アセンブラーでは、次のアルゴリズムに基づいて、受信メッセージを処理するためのエンコードを決定します。
バイト順マークがデータ内に存在する場合、これによってエンコード情報が決定されます。
それ以外の場合、 IBaseMessagePart.Charset プロパティが設定されている場合は、そこで指定されたエンコードが使用されます。
上記のいずれにも該当せず、XML ドキュメント内に ANSI を指定する XML 宣言が存在する場合は、その宣言に指定されているエンコードが使用されます。
上記のいずれにも該当しない場合は、UTF-8 エンコードが使用されます。
上記のケース 2、3、4 では、XML 逆アセンブラーによってエンコードが決定された後、 XMLNorm.SourceCharset プロパティのメッセージ コンテキストに保存されます。 XML 逆アセンブラー パイプライン コンポーネントにより生成されるメッセージには、常に UTF-8 エンコードが使用されます。 バイト オーダー マークから取得されたエンコード (上記 1 のケース) は保持されません。
参照
XML 逆アセンブラー パイプライン コンポーネント
XML 逆アセンブラー パイプライン コンポーネントを構成する方法