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データ変換の構成

要素からマップされた XSLT (Extensible Stylesheet Language Transformations) の一般的な例は次のとおりです。

<xsl:attribute name='CatalogPurposeCode'>  
     <xsl:value-of select='BCT/BCT01/text()'/>  
</xsl:attribute>  

要素 BCT01 に混合コンテンツが含まれている場合、text() を使用すると、最初のサブ要素のポイント (存在する場合) までしか最初のテキストにアクセスできません。 この XSLT ステートメントで text() を使用しない場合、すべてのテキスト コンテンツ (存在する場合はすべてのサブ要素のテキスト コンテンツも含む) が 1 つのテキスト文字列としてマップされます。 リンクの Source Links プロパティを構成すると、コピー先スキーマによって定義された構造にコピーされるデータのソースを制御できます。

表示されているグリッド ページでリンクを選択すると、Visual Studio プロパティ ウィンドウに表示されるプロパティの 1 つが [ソース リンク] プロパティになります。 マップの各リンクに対して選択できる設定可能な値は次のとおりです。

  • [値のコピー]: この値 (既定) を使用すると、入力インスタンス メッセージの要素または属性の値がコピーされます。 たとえば、関連する要素が BoldExample の場合、次のようになります。

    <BoldExample>This is a <B>Bold Text</B> example.</BoldExample>  
    

    出力インスタンス メッセージの関連する要素または属性に、"This is a " という値がコピーされます。 上記の例のように混合コンテンツ要素の場合は、希望どおりの結果にならない場合があります。 ただし、混在するコンテンツ要素は比較的まれであるため、ほとんどの場合、Source Links プロパティの [テキストのコピー] の値の設定が適しています。

  • [名前のコピー]: この値を使用すると、入力インスタンス メッセージのノードの名前がコピーされます。 テキスト値のコピーの説明の例では、結果は要素の実際の名前である "BoldExample" になります。

  • [テキストとサブコンテンツの値をコピー]: この値を使用すると、入力インスタンス メッセージのノードの値と子ノードのすべての値が連結されます。 テキスト値のコピーの説明の例では、結果は "これは太字のテキストの例です"。これは、混合コンテンツを含めるために定義された要素に適した結果である可能性があります。

参照

一括コピー Functoid
送信元リンクのコンパイラ値を設定する方法
ノード階層レベルの照合