式を使用する図形
オーケストレーション Designerのいくつかの図形 (Decide や Loop など) は、ブール式を使用して分岐を制御するルールを形成します。 他の図形は、それぞれ他の目的で式を使用します。 BizTalk 式エディターを使用して、これらの図形の式を作成または編集できます。
次の表は、オーケストレーション デザイナーで式を使用する図形とそれらの式に対して有効なデータ型を示しています。
図形 | 式の使用方法の説明 | 有効な式のデータ型 |
---|---|---|
決定 | ブール式を使用する Rule 図形を含む図形を決定します。 | Boolean |
受信 | Activate プロパティが True に設定されている図形を受信するには、フィルター式プロパティを使用して受信メッセージをフィルター処理します。 このプロパティの式は、ブール値として評価される必要があります。この値は、受信メッセージを受け付けるかどうかを決定します。 [フィルター式] ダイアログ ボックスは、フィルター式を作成するために使用されます。 |
Boolean |
Loop | ループ図形には Rule 図形が必要です。この図形にはブール式を含める必要があります。 | Boolean |
Rule | ルール 図形 (プロセス領域に "分岐" 図形として表示) は、ブール式を含む単純な図形であり、分岐を制御するために他の (複雑な) 図形内で使用されます。 | Boolean |
聞く | Listen 図形の各分岐には、少なくとも、フィルター式にのみブール式を使用する Receive 図形 (Receive のエントリを参照)、または System.DateTime オブジェクトまたは System.TimeSpan オブジェクトを使用する Delay 図形が含まれています。 | ブール値、System.DateTime、System.TimeSpan |
[遅延] | Delay 図形で使用される式は、期間を表すために期限または System.TimeSpan オブジェクトを表すために、System.DateTime オブジェクトに評価される必要があります。 | System.DateTime、System.TimeSpan |
メッセージの割り当て | メッセージ割り当て図形の式は、メッセージに値を割り当てます。 割り当てられる値は、通常はメッセージですが、任意のデータ型も使用できます。 | Any |
[式] | [式] 図形を使用すると、オーケストレーションで選択した式を入力できます。 たとえば、外部プログラムに対して .NET 呼び出しを行ったり、オーケストレーション変数の値を操作できます。 | Any |