手順 5:受信ポートと受信場所の構成
このステップでは、Fabrikam パーティ用に設定されたフォルダ内の 850 メッセージを受信するための受信ポートと受信場所を構成します。
前提条件
BizTalk Server Administrators グループのメンバーとしてログオンする必要があります。
850 メッセージを受信するための受信ポートと受信場所を構成する
BizTalk Server管理コンソールで、[BizTalk Server管理]、[BizTalk グループ]、[アプリケーション]、[BizTalk アプリケーション 1] の順に展開します。 [ 受信ポート] を右クリックし、[ 新規] をポイントして、[ 一方向の受信ポート] をクリックします。
[受信ポートのプロパティ] ダイアログ ボックスの [ 名前 ] フィールドに「」と入力
ReceiveEDI_fromTHEM_A
します。コンソール ツリーで [ 受信場所 ] をクリックし、右側のウィンドウで [ 新規 ] をクリックします。
[ 受信場所のプロパティ ] ダイアログ ボックスの [ 名前 ] フィールドに「」と入力
fromTHEM_4010_850
します。[ 種類] で [ ファイル] を選択し、[ 構成] をクリックします。
Note
テスト メッセージはフォルダに配信されるフラット ファイルであるため、受信場所のトランスポートの種類は FILE です。
[ファイル トランスポートのプロパティ] ダイアログ ボックスで、[受信フォルダー] フィールドの横にある [参照] ボタンをクリックします。 [フォルダーの参照] ダイアログ ボックスで、\Program Files (x86)\Microsoft BizTalk Server <VERSION>SDK\EDI Interface Developer Tutorial\ProcessEDI_TestLocations\Scenario A\fromTHEM に移動し、[OK] をクリックします。
[ ファイル トランスポートのプロパティ ] ダイアログ ボックスで、[ ファイル マスク ] を *.txt に変更し、[ OK] をクリックします。
Note
入力テスト メッセージがテキスト ファイル SamplePO.txt であるため、ファイル マスクは *.txt に設定します。
[ 受信場所のプロパティ ] ダイアログ ボックスの [ 受信パイプライン ] フィールドで、[ EdiReceive] を選択します。
Note
EDI インターチェンジ (AS2 トランスポートを経由して配信される EDI インターチェンジを除く) の受信に使用される受信パイプラインは、EdiReceive パイプラインです (AS2 トランスポートを経由して配信される EDI インターチェンジの受信に使用される受信パイプラインは、AS2EdiReceive 受信パイプラインです)。
Note
[EdiReceive] が受信パイプラインのドロップダウン リストに表示されていなければ、アプリケーションが BizTalk EDI アプリケーションを参照していない可能性があります。 参照を追加するには、「BizTalk Server EDI アプリケーションへの参照の追加」を参照してください。
[OK] をクリックしてから、もう一度 [OK] をクリックします。
Note
BizTalk サービスのログオン特権を持つアカウントには、fromTHEM_4010_850受信場所 (\Program Files (x86)\Microsoft BizTalk Server <VERSION>SDK\ProcessEDI_TestLocations\fromTHEM) に関連付けられている受信フォルダーに対するフル アクセス許可も付与する必要があります。 持っていない場合は、受信場所を有効にしようとするとエラーが表示されます。 受信フォルダーのアクセス許可を変更するには、Windows エクスプローラーでそのフォルダーの [プロパティ] ダイアログ ボックスの [セキュリティ] タブに移動します。
BizTalk Server管理コンソールで、[受信場所] をクリックし、[fromTHEM_4010_850] を右クリックし、[有効にする] をクリックします。
次の手順
「手順 6: 組織にデータを送信するように送信ポートを構成する」の説明に従って、850 メッセージを OrderSystem に送信するように送信ポート (toOrderSystem) を構成します。