XML 逆アセンブラー パイプライン コンポーネントで認識されないメッセージ

次のような場合、XML 逆アセンブラー コンポーネントで、メッセージが "認識されないメッセージ" として処理されます。

• 受信した XML メッセージに本文が含まれていない、本文が空である、または、本文のデータが空である

• XML メッセージを受信したが、そのメッセージに必要なスキーマが展開されていない

  認識できないメッセージは 、Allow Unrecognized Messages プロパティ (またはメッセージ コンテキストの XMLNorm.AllowUnrecognizedMessage プロパティ) に基づいて処理されます。

  [認識できないメッセージを許可する] が True に設定されている場合は、次の処理が行われます。

• メッセージに本文が含まれていない、本文が空 (null) である、または本文のデータが空 (null) である場合、そのメッセージは変更されずに XML 逆アセンブラーを通過します。

• XML ドキュメントに関連するスキーマが展開されていない場合、その XML ドキュメントは変更されずに XML 逆アセンブラーを通過します。

• スキーマがコンポーネントのプロパティで明示的に参照されているか、スキーマ解決プロセスで見つかったかどうかに関係なく、XML ドキュメントのスキーマが展開されていた場合、その XML ドキュメントは XML 逆アセンブラーによって処理されます。

  [認識できないメッセージを許可する] が False に設定されている場合は、次の処理が行われます。

• メッセージに本文が含まれていない、本文が空 (null) である、または本文のデータが空 (null) である場合、そのメッセージは XML 逆アセンブラーを通過できません。

• XML ドキュメントに関連するスキーマが展開されていない場合、その XML ドキュメントは XML 逆アセンブラーを通過できません。 エラーが報告され、可能な場合はメッセージが中断されます。

• スキーマがコンポーネントのプロパティで明示的に参照されているか、スキーマ解決プロセスで見つかったかどうかに関係なく、XML ドキュメントのスキーマが展開されていた場合、その XML ドキュメントは XML 逆アセンブラーによって処理されます。

  既定では、XML 逆アセンブラーは、認識されないメッセージを許可しません。

参照

XML 逆アセンブラー パイプライン コンポーネント
XML 逆アセンブラー パイプライン コンポーネントを構成する方法