データ ポリシーを変更する
この記事では、KQL データベースでのデータ保持ポリシーとキャッシュ ポリシーを変更する方法について説明します。
前提条件
- Microsoft Fabric 対応容量を持つワークスペース
- 編集アクセス許可を持つ KQL データベース
データ リテンション期間ポリシー
アイテム保持ポリシーは、テーブルまたは具体化されたビューからデータを自動的に削除するメカニズムを制御します。 テーブルに継続的に流入し、その経過時間に基づいて関連付けられているデータを削除する場合に便利です。 ポリシーは、たとえば、2 週間後には不要になる可能性がある診断イベントを保持するテーブルに対して使用できます。 既定のデータ保持ポリシーは 3,650 日で、最大期間は 36,500 日です。
詳細については、「Retention policy」 (アイテム保持ポリシー) を参照してください。
データ保持ポリシーを変更するには、KQL データベースを参照し、[管理]>[データ ポリシー] を選択します
[保持] で、トグルを選択して保持期間を [無制限] に設定するか、期間を入力して [完了] を選択します。 既定では、データは 3,650 日間保存されます。
Note
最小保持期間は 1 日です。 最大保持期間は 36,500 日 です。
キャッシュ ポリシー
キャッシュ ポリシーを使用すると、キャッシュしてローカル SSD ストレージに保管する必要のあるデータを選択できます。 ホット キャッシュでのデータの可用性により、クエリのパフォーマンスは向上しますが、ストレージ コストも増加します。 リアルタイム分析では、KQL データベースに対してキャッシュ ポリシーを有効にできます。 キャッシュを有効にした後、データがホット キャッシュに留まる時間を設定できます。
詳細については、キャッシュ ポリシーに関するページを参照してください。
キャッシュ ポリシーを変更するには、KQL データベースを参照し、[管理]>[データ ポリシー] を選択します。
[保持] で、トグルを選択してキャッシュ期間を [無制限] に設定するか、期間を入力して [完了] を選択します。 既定では、データは 3,650 日間キャッシュされます。
Note
キャッシュ ポリシーで設定する期間は、データ保持期間以下にする必要があります。