FileStream.Write メソッド
バッファのデータを使用して、ストリームにバイトのブロックを書き込みます。
Overrides Public Sub Write( _
ByVal array() As Byte, _ ByVal offset As Integer, _ ByVal count As Integer _)
[C#]
public override void Write(byte[] array,intoffset,intcount);
[C++]
public: void Write(unsigned chararray __gc[],intoffset,intcount);
[JScript]
public override function Write(
array : Byte[],offset : int,count : int);
パラメータ
- array
バイトの書き込み元の配列。 - offset
書き込みの開始位置を示す array 内のバイト オフセット。 - count
書き込む最大バイト数。
例外
例外の種類 | 条件 |
---|---|
ArgumentNullException | array が null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。 |
ArgumentException | offset と count が array の無効な範囲を示しています。 |
ArgumentOutOfRangeException | offset または count が負の値です。 |
IOException | I/O エラーが発生しました。 |
ObjectDisposedException | ストリームが閉じられました。 |
NotSupportedException | 現在のストリーム インスタンスは書き込みをサポートしていません。 |
解説
このメソッドは、 Write をオーバーライドします。
offset パラメータは array 内のストリームへの書き込みを開始する位置のバイトのオフセット (バッファ インデックス) を指定し、 count パラメータはこのストリームに書き込むバイトの最大数を指定します。書き込み操作が正常に終了した場合、ストリームの現在位置は書き込んだバイト数だけ進みます。例外が発生した場合、ストリームの現在位置は変更されません。
メモ 現在のインスタンスが書き込みをサポートしているかどうかを判断するには、 CanWrite プロパティを使用します。詳細については、 CanWrite のトピックを参照してください。
その他の一般的な I/O タスクまたは関連する I/O タスクの例を次の表に示します。
実行するタスク | 参考例があるトピック |
---|---|
テキスト ファイルを作成する。 | ファイルへのテキストの書き込み |
テキスト ファイルに書き込む。 | ファイルへのテキストの書き込み |
テキスト ファイルから読み取る。 | ファイルからのテキストの読み取り |
テキストをファイルに追加する。 | ログ ファイルのオープンと追加 |
ファイルの名前を変更、またはファイルを移動する。 | File.Move |
ファイルをコピーする。 | File.Copy |
ファイルのサイズを取得する。 | FileInfo.Length |
ファイルの属性を取得する。 | File.GetAttributes |
ファイルの属性を設定する。 | File.SetAttributes |
ファイルが存在するかどうかを判別する。 | File.Exists |
バイナリ ファイルから読み取る。 | 新しく作成したデータ ファイルの読み取りと書き込み |
バイナリ ファイルに書き込む。 | 新しく作成したデータ ファイルの読み取りと書き込み |
ディレクトリを作成する。 | Directory.CreateDirectory |
使用例
[Visual Basic, C#, C++] 次のコード例は Lock メソッドの例の一部です。
' Write the original file data.
If aFileStream.Length = 0 Then
tempString = _
lastRecordText + recordNumber.ToString()
aFileStream.Write(uniEncoding.GetBytes(tempString), _
0, uniEncoding.GetByteCount(tempString))
End If
[C#]
// Write the original file data.
if(fileStream.Length == 0)
{
tempString =
lastRecordText + recordNumber.ToString();
fileStream.Write(uniEncoding.GetBytes(tempString),
0, uniEncoding.GetByteCount(tempString));
}
[C++]
// Write the original file data.
if(fileStream->Length == 0)
{
tempString = String::Concat(
lastRecordText, recordNumber.ToString());
fileStream->Write(uniEncoding->GetBytes(tempString),
0, uniEncoding->GetByteCount(tempString));
}
[JScript] JScript のサンプルはありません。Visual Basic、C#、および C++ のサンプルを表示するには、このページの左上隅にある言語のフィルタ ボタン をクリックします。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET, Common Language Infrastructure (CLI) Standard
参照
FileStream クラス | FileStream メンバ | System.IO 名前空間 | 入出力操作 | ファイルからのテキストの読み取り | ファイルへのテキストの書き込み