ArgumentOutOfRangeException クラス
呼び出されたメソッドで定義されている許容範囲外の値が引数として渡された場合にスローされる例外。
この型のすべてのメンバの一覧については、ArgumentOutOfRangeException メンバ を参照してください。
System.Object
System.Exception
System.SystemException
System.ArgumentException
System.ArgumentOutOfRangeException
<Serializable>
Public Class ArgumentOutOfRangeException Inherits ArgumentException
[C#]
[Serializable]
public class ArgumentOutOfRangeException : ArgumentException
[C++]
[Serializable]
public __gc class ArgumentOutOfRangeException : public ArgumentException
[JScript]
public
Serializable
class ArgumentOutOfRangeException extends ArgumentException
スレッドセーフ
この型の public static (Visual Basicでは Shared) のすべてのメンバは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスのメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。
解説
ArgumentOutOfRangeException は、メソッドの呼び出し時に渡された引数の少なくとも 1 つが null 参照 (Visual Basic では Nothing) でなく、有効な値も含まれていない場合にスローされます。
ArgumentOutOfRangeException は、幅広く次のクラスによって使用されます。
- System.Collections 名前空間と System.IO 名前空間内のクラス。
- Array クラス。
ArgumentOutOfRangeException は ArgumentException と同じように動作します。この例外は、 null 参照 (Nothing) 以外の無効な引数が原因で発生した例外と null 引数が原因で発生した例外をアプリケーション コードで区別できるようにするために提供されます。null 引数が原因で発生するエラーについては、 ArgumentNullException のトピックを参照してください。
ArgumentOutOfRangeException は、値 0x80131502 を保持する HRESULT COR_E_ARGUMENTOUTOFRANGE を使用します。
ArgumentOutOfRangeException のインスタンスの初期プロパティ値の一覧については、 ArgumentOutOfRangeException コンストラクタのトピックを参照してください。
必要条件
名前空間: System
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET
アセンブリ: Mscorlib (Mscorlib.dll 内)
参照
ArgumentOutOfRangeException メンバ | System 名前空間 | Exception | 例外の処理とスロー