SystemException クラス
System 名前空間内の定義済み例外の基本クラスを定義します。
この型のすべてのメンバの一覧については、SystemException メンバ を参照してください。
System.Object
System.Exception
System.SystemException
派生クラス
<Serializable>
Public Class SystemException Inherits Exception
[C#]
[Serializable]
public class SystemException : Exception
[C++]
[Serializable]
public __gc class SystemException : public Exception
[JScript]
public
Serializable
class SystemException extends Exception
スレッドセーフ
この型の public static (Visual Basicでは Shared) のすべてのメンバは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスのメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。
解説
このクラスは、システムで定義された例外とアプリケーションで定義された例外を区別する方法として提供されます。
SystemException は、 Exception の原因に関する情報は提供しません。ほとんどのシナリオでは、このクラスのインスタンスはスローされません。このクラスがインスタンス化される場合は、ユーザーが判読できる、エラーを説明するメッセージをコンストラクタに渡す必要があります。
SystemException は、ユーザー プログラムで回復できる致命的ではないエラーが発生した場合に、共通言語ランタイムによってスローされます。これらのエラーは、ランタイム チェックに失敗した場合に発生し (範囲外の配列エラーなど)、あらゆるメソッドの実行中に発生する可能性があります。 SystemException は、 Exception に新しい機能は追加しません。
SystemException は、値 0x80131501 を保持する HRESULT COR_E_SYSTEM を使用します。
SystemException のインスタンスの初期プロパティ値の一覧については、 SystemException コンストラクタのトピックを参照してください。
アプリケーションで定義された例外の詳細については、 ApplicationException のトピックを参照してください。
必要条件
名前空間: System
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET
アセンブリ: Mscorlib (Mscorlib.dll 内)