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ArgumentOutOfRangeException.ActualValue プロパティ

この例外の原因である引数値を取得します。

Public Overridable ReadOnly Property ActualValue As Object
[C#]
public virtual object ActualValue {get;}
[C++]
public: __property virtual Object* get_ActualValue();
[JScript]
public function get ActualValue() : Object;

プロパティ値

現在の Exception の原因となったパラメータの値を含んでいる Object。

解説

無効な引数を取得するには、このプロパティを使用します。

ActualValue プロパティは、コンストラクタに渡されたものと同じ値を返します。値が渡されなかった場合は、 null 参照 (Visual Basic では Nothing) を返します。

ActualValue プロパティには、オブジェクトの構築時に値が代入されます。 ActualValue プロパティの値が null 参照 (Nothing) 以外の場合は、その値の文字列形式が、 Message プロパティに格納されているメッセージ文字列の末尾に追加されます。

ActualValue プロパティは、.NET Framework クラス ライブラリの内部では使用されません。このプロパティは、.NET Framework クラス ライブラリによってスローされたすべての ArgumentOutOfRangeException オブジェクトの null 値を保持します。 ActualValue プロパティは、アプリケーションが許容範囲内の引数値を指定できるようにするために用意されています。

このプロパティは読み取り専用であり、値の内容または書式をカスタマイズするためにだけオーバーライドされます。

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, Common Language Infrastructure (CLI) Standard

参照

ArgumentOutOfRangeException クラス | ArgumentOutOfRangeException メンバ | System 名前空間