WebServiceAttribute クラス
XML Web サービスに追加情報 (機能を説明する文字列など) を追加するために使用します。
この型のすべてのメンバの一覧については、WebServiceAttribute メンバ を参照してください。
System.Object
System.Attribute
System.Web.Services.WebServiceAttribute
<AttributeUsage(AttributeTargets.Class)>
NotInheritable Public Class WebServiceAttribute Inherits Attribute
[C#]
[AttributeUsage(AttributeTargets.Class)]
public sealed class WebServiceAttribute : Attribute
[C++]
[AttributeUsage(AttributeTargets::Class)]
public __gc __sealed class WebServiceAttribute : public Attribute
[JScript]
public
AttributeUsage(AttributeTargets.Class)
class WebServiceAttribute extends Attribute
スレッドセーフ
この型の public static (Visual Basicでは Shared) のすべてのメンバは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスのメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。
解説
WebServiceAttribute は、XML Web サービスを発行および実行するための必須クラスではありません。 WebServiceAttribute を使用すると、XML Web サービスに対して、共通言語ランタイム識別子の規則によって制限されない名前を指定できます。この名前は、XML Web サービスのサービスの説明やサービス ヘルプ ページで使用されます。
XML Web サービスは、既定の XML 名前空間を変更してから公開する必要があります。クライアント アプリケーションが XML Web サービスを Web 上の他のサービスと区別できるように、各 XML Web サービスには、サービスを識別する固有の XML 名前空間が必要です。開発中の XML Web サービスには http://tempuri.org/を使用できますが、発行された XML Web サービスではより永続的な名前空間を使用する必要があります。
XML Web サービスは、制御している XML 名前空間で識別する必要があります。たとえば、会社内のインターネット ドメイン名を XML 名前空間の一部として使用できます。多くの XML Web サービスの XML 名前空間は URL と似ていますが、XML 名前空間は Web 上の実際のリソースを指す必要はありません。XML Web サービスの XML 名前空間は URI です。ASP.NET で作成した XML Web サービスの場合、既定の XML 名前空間は Namespace プロパティを使用して変更できます。属性の使用方法については、「 属性を使用したメタデータの拡張 」を参照してください。
使用例
[Visual Basic, C#] WebServiceAttribute の Description プロパティを " Common Server Variables
" に設定し、XML 名前空間を https://www.microsoft.com/ms.htm に設定する例を次に示します。
<%@ WebService Language="VB" Class= "ServerVariables"%>
Imports System
Imports System.Web.Services
<WebService(Description := "Common Server Variables", _
Namespace := "https://www.contoso.com/")> _
Public Class ServerVariables
Inherits WebService
<WebMethod(Description := "Obtains the Computer Machine Name", _
EnableSession := False)> _
Public Function GetMachineName() As String
Return Server.MachineName
End Function
End Class
[C#]
<%@ WebService Language="C#" Class= "ServerVariables"%>
using System;
using System.Web.Services;
[ WebService(Description="Common Server Variables",Namespace="https://www.contoso.com/")]
public class ServerVariables: WebService {
[ WebMethod(Description="Obtains the Server Computer Name",EnableSession=false)]
public string GetMachineName() {
return Server.MachineName;
}
}
[C++, JScript] C++ および JScript のサンプルはありません。Visual Basic および C# のサンプルを表示するには、このページの左上隅にある言語のフィルタ ボタン をクリックします。
必要条件
名前空間: System.Web.Services
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
アセンブリ: System.Web.Services (System.Web.Services.dll 内)
参照
WebServiceAttribute メンバ | System.Web.Services 名前空間 | WebService | WebMethodAttribute | SoapDocumentMethodAttribute | SoapDocumentServiceAttribute | SoapRpcMethodAttribute | SoapRpcServiceAttribute