SysPrep を使用した SQL Server 2014 のインストール
SQL Server SysPrep に関連するセットアップ操作には、インストール センターからアクセスできます。 [インストール センター] の [詳細設定] ページには、[SQL Server のスタンドアロン インスタンスのイメージの準備] と [SQL Server の準備済みスタンドアロン インスタンスのイメージの完了] の 2 つのオプションがあります。 準備のセクションと完了のセクションで、インストール プロセスについて詳しく説明します。 詳細については、「 SysPrep を使用した SQL Server のインストールに関する注意点」を参照してください。
コマンド プロンプトまたは構成ファイルを使用して、SQL Server インスタンスの準備および完了を行うこともできます。 詳細については、次を参照してください。
前提条件
SQL Serverをインストールする前に、「SQL Serverインストールの計画」のトピックを確認してください。
SQL Server エディションとハードウェアとソフトウェアの要件の詳細については、「SQL Server 2014 をインストールするためのハードウェアとソフトウェアの要件」を参照してください。
重要
SQL Server SysPrep では、以下はサポートされていません。
WOW64 インストール。これは 32 ビット アプリケーションをネイティブの 32 ビット モードで実行するための、64 ビット版 Windows の機能です。
このセクションでは、次の手順について説明します。
SQL Server SysPrep クラスター サポート
2014 年SQL Server以降、SysPrep では、コマンド ライン インストールでクラスター化されたSQL Server インスタンスがサポートされます。 詳細については、「 Sysprep とは」を参照してください。
SQL Server フェールオーバー クラスターを準備するには (自動実行)
イメージを準備し (「 SysPrep を使用した SQL Server のインストールに関する注意点」で説明)、Sysprep による一般化で Windows イメージをキャプチャします。 イメージを準備するサンプルを次に示します。
Setup.exe /q /ACTION=PrepareImage l /FEATURES=SQLEngine /InstanceID =<MYINST> /IACCEPTSQLSERVERLICENSETERMS
次に、Windows SysPrep による一般化を実行します。
Windows SysPrep 実行によって、イメージを配置します。
Windows フェールオーバー クラスターを作成します。
すべてのノードで、
/ACTION=PrepareFailoverCluster
を指定して setup.exe を実行します。 次に例を示します。setup.exe /q /ACTION=PrepareFailoverCluster /InstanceName=<InstanceName> /Features=SQLEngine /SQLSVCACCOUNT="<DomainName\UserName>" /SQLSVCPASSWORD="xxxxxxxxxxx" /IACCEPTSQLSERVERLICENSETERMS
SQL Server フェールオーバー クラスターを完了する (無人)
使用可能なストレージ グループを所有するノードで、次のように
/ACTION=CompleteFailoverCluster
を指定して setup.exe を実行します。setup.exe /q /ACTION=CompleteFailoverCluster /InstanceName=<InstanceName> /FAILOVERCLUSTERDISKS="<Cluster Disk Resource Name - for example, 'Disk S:'>:" /FAILOVERCLUSTERNETWORKNAME="<Insert FOI Network Name>" /FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES="IPv4;xx.xxx.xx.xx;Cluster Network;xxx.xxx.xxx.x" /FAILOVERCLUSTERGROUP="MSSQLSERVER" /INSTALLSQLDATADIR="<Drive>:\<Path>\MSSQLSERVER" /SQLCOLLATION="SQL_Latin1_General_CP1_CS_AS" /SQLSYSADMINACCOUNTS="<DomainName\UserName>"
既存のSQL Server フェールオーバー クラスターへのノードの追加 (無人)
Windows SysPrep 実行によって、イメージを配置します。
Windows フェールオーバー クラスターを結合します。
すべてのノードで setup.exe を
/ACTION=AddNode
実行します。setup.exe /q /ACTION=AddNode /InstanceName=<InstanceName> /Features=SQLEngine /SQLSVCACCOUNT="<DomainName\UserName>" /SQLSVCPASSWORD="xxxxxxxxxxx" /IACCEPTSQLSERVERLICENSETERMS
イメージの準備
SQL Server のスタンドアロン インスタンスを準備します。
SQL Server のインストール メディアを挿入します。 ルート フォルダーの Setup.exe をダブルクリックします。 ネットワーク共有からインストールするには、ネットワーク共有上のルート フォルダーに移動し、Setup.exe をダブルクリックします。
インストール ウィザードで SQL Server インストール センターが実行されます。 SQL Server のインスタンスを準備するには、[詳細設定] ページの [SQL Server のスタンドアロン インスタンスのイメージの準備] をクリックします。
システム構成チェッカーにより、コンピューターで検出処理が実行されます。 続行するには、 [OK] をクリックします。 画面に詳細を表示するには、 [詳細の表示] をクリックするか、または [詳細レポートの表示] をクリックして HTML レポートを表示します。
[製品の更新プログラム] ページに、使用できる最新の SQL Server 製品の更新プログラムが表示されます。 更新プログラムを含めない場合は、 [SQL Server 製品の更新プログラムを含める] チェック ボックスをオフにします。 製品の更新プログラムが検出されない場合、SQL Server のセットアップではこのページは表示されず、[セットアップ ファイルのインストール] ページに自動的に移動します。
[セットアップ ファイルのインストール] ページのセットアップには、セットアップ ファイルのダウンロード、抽出、およびインストールの進行状況が表示されます。 SQL Server セットアップの更新プログラムが検出され、含まれるように指定されている場合は、その更新プログラムもインストールされます。
セットアップを続行する前に、システム構成チェッカーによってコンピューターのシステムの状態が確認されます。 画面に詳細を表示するには、 [詳細の表示] をクリックするか、または [詳細レポートの表示] をクリックして HTML レポートを表示します。
[イメージの種類の準備] ページで、[SQL Server の新しいインスタンスを準備する] をクリックします。
[イメージの種類の準備] ページは、マシン上に既存の未構成の準備済み SQL Server インスタンスが存在する場合にのみ表示されます。 SQL Server の新しいインスタンスを準備するか、SysPrep でサポートされている機能をマシン上の既存の準備済み SQL Server インスタンスに追加するかを選択できます。 機能を準備済み SQL Server インスタンスに追加する方法の詳細については、「「準備済みインスタンスへの機能の追加」を参照してください。
[ライセンス条項] ページで使用許諾契約書を読み、使用許諾条件に同意する場合は対応するチェック ボックスをオンにします。 SQL Serverの機能向上に役立てるため、機能の使用状況オプションを有効にしてレポートを Microsoftに送信することもできます。
[機能の選択] ページで、インストールするコンポーネントを選択します。
SQL Server 2014 SysPrep データベース エンジン
SQL Server のレプリケーション
フルテキスト機能
Data Quality Services
ネイティブ モードの Reporting Services
Analysis Services
再頒布可能な機能
共有機能機能名を強調表示すると、右側のペインに各コンポーネント グループの説明が表示されます。 チェック ボックスはいくつでもオンにできます。 詳細については、「SQL Server 2014 のエディションとコンポーネント」および「SQL Server 2014 のエディションでサポートされる機能」を参照してください。
選択した機能の必須コンポーネントが、右側のペインに表示されます。 SQL Server セットアップでは、この手順の後半で説明するインストール手順の間に、まだインストールされていない必須コンポーネントをインストールします。
[イメージの準備ルール] ページで、セットアップを続行する前に、システム構成チェッカーによってコンピューターのシステムの状態が確認されます。 画面に詳細を表示するには、 [詳細の表示] をクリックするか、または [詳細レポートの表示] をクリックして HTML レポートを表示します。
[インスタンスの構成] ページで、インスタンスのインスタンス ID を指定します。 [次へ] をクリックして次に進みます。
[インスタンス ID] - インスタンス ID は、SQL Server インスタンスのインストール ディレクトリとレジストリ キーを識別するために使用されます。 これは、既定のインスタンスの場合も名前付きインスタンスの場合も同様です。 準備済みのインスタンスが完了手順で既定のインスタンスとして完了すると、インスタンス名は MSSQLSERVER として上書きされます。 インスタンス ID は指定したものと変わりません。
インスタンス ルート ディレクトリ - 既定では、インスタンス ルート ディレクトリは C:\Program Files\Microsoft SQL Server\120\ です。 既定以外のルート ディレクトリを指定するには、表示されたフィールドを使用するか、 [参照] をクリックしてインストール フォルダーを検索します。 準備手順で指定したディレクトリは、完了手順の構成時に使用されます。
すべての SQL Server Service Pack とアップグレードが、SQL Server のインスタンスの各コンポーネントに適用されます。
インストール済みのインスタンス - セットアップが実行されているコンピューター上にある SQL Server のインスタンスが、グリッドに表示されます。
[必要なディスク領域] ページでは、指定した機能に必要なディスク領域が計算されます。 その後、必要なディスク領域が使用可能なディスク領域と比較されます。
システム構成チェッカーによってイメージの準備のルールが実行され、コンピューターの構成と指定した SQL Server 機能が検証されます。 画面に詳細を表示するには、 [詳細の表示] をクリックするか、または [詳細レポートの表示] をクリックして HTML レポートを表示します。
[イメージの準備の準備完了] ページには、セットアップ時に指定したインストール オプションのツリー ビューが表示されます。 このページで、セットアップは製品の更新プログラム機能が有効/無効であるか、および最終バージョンの更新プログラムであるかどうかを示します。 続行するには、 [準備] をクリックします。 SQL Server セットアップは、選択した機能の必須コンポーネントを最初にインストールし、その後で機能をインストールします。
インストール中は、セットアップの進行に合わせてインストールの進行状況を監視できるように、 [イメージの準備の進行状況] ページに状態が表示されます。
インストールが終了すると、 [完了] ページにインストールの概要ログ ファイルへのリンクと、その他の重要な注意事項が表示されます。 SQL Server のインストール プロセスを完了するには、 [閉じる] をクリックします。
コンピューターの再起動を求めるメッセージが表示されたら、再起動してください。 セットアップが完了した時点で、インストール ウィザードによるメッセージを確認することが重要です。 詳細については、「 SQL Server セットアップ ログ ファイルの表示と読み取り」を参照してください。
これで準備手順が終了します。 「 SysPrep を使用した SQL Server のインストールに関する注意点」に記載されている説明に従って、イメージの完了または準備済みのイメージの配置を行うことができます。
イメージの完了
準備済み SQL Server インスタンスの完了
準備済み SQL Server インスタンスをコンピューターのイメージに含めた場合は、[スタート] メニューにショートカットが表示されます。 インストール センターを起動して、 [詳細設定] ページの [準備済みスタンドアロン インスタンスのイメージの完了] をクリックすることもできます。
システム構成チェッカーにより、コンピューターで検出処理が実行されます。 続行するには、 [OK] をクリックします。 画面に詳細を表示するには、 [詳細の表示] をクリックするか、または [詳細レポートの表示] をクリックして HTML レポートを表示します。
[セットアップ サポート ファイル] ページで [インストール] をクリックして、セットアップ サポート ファイルをインストールします。
セットアップを続行する前に、システム構成チェッカーによってコンピューターのシステムの状態が確認されます。 確認が完了したら、 [次へ] をクリックして続行します。 画面に詳細を表示するには、 [詳細の表示] をクリックするか、または [詳細レポートの表示] をクリックして HTML レポートを表示します。
[プロダクト キー] ページでオプション ボタンをクリックして、 SQL Serverの無償のエディション、または PID キーを持つ製品版のどちらをインストールするかを指定します。 詳細については、「SQL Server 2014 のエディションとコンポーネント」を参照してください。 Evaluation Edition をインストールする場合、180 日の試用期間はこの手順が完了した時点から開始します。
[ライセンス条項] ページで使用許諾契約書を読み、使用許諾条件に同意する場合は対応するチェック ボックスをオンにします。 SQL Serverの機能向上に役立てるため、機能の使用状況オプションを有効にしてレポートを Microsoftに送信することもできます。
[準備済みインスタンスの選択] ページで、ドロップダウン ボックスから完了させる準備済みインスタンスを選択します。 [インスタンス ID] ボックスから未構成のインスタンスを選択します。
[インストール済みのインスタンス]: このコンピューター上の準備済みインスタンスを含むすべてのインスタンスがグリッドに表示されます。
[機能の確認] ページには、準備手順で選択したインストールに含まれる機能とコンポーネントが表示されます。 準備済みインスタンスに含まれていない機能を SQL Server インスタンスに追加する場合は、まずこの手順で SQL Server インスタンスを完了してから、[インストール センター] の [機能の追加] で機能を追加します。
注意
インストールする製品バージョンで利用可能な機能を追加できます。 詳細については、「SQL Server 2014 の各エディションでサポートされる機能」を参照してください。
[インスタンスの構成] ページで、準備済みインスタンスのインスタンス名を指定します。 SQL Server の構成が完了すると、これがインスタンスの名前になります。 [次へ] をクリックして、続行します。
[インスタンス ID] - インスタンス ID は、SQL Server インスタンスのインストール ディレクトリとレジストリ キーを識別するために使用されます。 これは、既定のインスタンスの場合も名前付きインスタンスの場合も同様です。 準備済みのインスタンスが完了手順で既定のインスタンスとして完了すると、インスタンス名は MSSQLSERVER として上書きされます。 インスタンス ID は準備手順で指定したものと変わりません。
[インスタンス ルート ディレクトリ] - 準備手順で指定したディレクトリが使用されます。この手順ではディレクトリを変更できません。
すべての SQL Server Service Pack とアップグレードが、SQL Server のインスタンスの各コンポーネントに適用されます。
インストール済みのインスタンス - セットアップが実行されているコンピューター上にある SQL Server のインスタンスが、グリッドに表示されます。
このトピックの残りの部分のワーク フローは、準備手順で選択した機能によって異なります。 選択した機能によっては、表示されないページもあります。
[サーバーの構成 - サービス アカウント] ページで、SQL Server サービスのログイン アカウントを指定します。 このページで構成する実際のサービスは、インストール時に選択した機能によって異なります。
すべての SQL Server サービスに同じログイン アカウントを割り当てることも、各サービス アカウントを個々に構成することもできます。 サービスを自動的に開始するか、手動で開始するか、または無効にするかを指定することもできます。 各サービスに最小の権限を与えるためには、サービス アカウントを個別に構成することをお勧めします。この場合、SQL Server サービスには、タスクの実行に必要な最小権限が付与されます。 詳細については、「 サーバー構成 - サービス アカウント 」および「 Windows サービス アカウントと権限の構成」を参照してください。
SQL Server のこのインスタンスに含まれるすべてのサービス アカウントに同じログオン アカウントを指定する場合は、ページの下部にあるフィールドに資格情報を指定します。
セキュリティに関する注意 空白のパスワードは使用しないでください。 強力なパスワードを使用してください。
SQL Server サービスのログイン情報を指定したら、[次へ] をクリックします。
[サーバーの構成 - 照合順序] タブを使用して、データベース エンジンおよび Analysis Services に既定以外の照合順序を指定します。 詳細については、「 サーバー構成 - 照会順序」を参照してください。
[データベース エンジンの構成 - アカウントの準備] ページを使用して、次のオプションを指定します。
セキュリティ モード - SQL Server のインスタンス用に Windows 認証または混合モード認証を選択します。 混合モード認証を選択した場合は、組み込みの SQL Server システム管理者アカウントの強力なパスワードを入力する必要があります。
デバイスが SQL Server との接続を正常に確立した後のセキュリティ メカニズムは Windows 認証、混合モードのどちらの場合も同じです。 詳細については、「 データベース エンジンの構成 - アカウントのプロビジョニング」を参照してください。
SQL Server 管理者 - SQL Server のインスタンスのシステム管理者を少なくとも 1 人指定する必要があります。 SQL Server セットアップを実行しているアカウントを追加するには、 [現在のユーザーの追加] をクリックします。 システム管理者の一覧に対してアカウントを追加または削除するには、[追加] または [削除]をクリックし、SQL Server のインスタンスについて管理者特権を持っているユーザー、グループ、またはコンピューターの一覧を編集します。 詳細については、「 データベース エンジンの構成 - アカウントのプロビジョニング」を参照してください。
一覧の編集が完了したら、 [OK] をクリックします。 構成ダイアログ ボックスの管理者の一覧を確認します。 一覧が完成したら、 [次へ] をクリックします。
[データベース エンジンの構成] - [データ ディレクトリ] ページを使用して、既定以外のインストール ディレクトリを指定します。 既定のディレクトリにインストールする場合は、 [次へ] をクリックします。
重要
既定以外のインストール ディレクトリを指定する場合は、インストール フォルダーがこの SQL Server インスタンスに対して一意であることを確認します。 このダイアログ ボックスのディレクトリは、SQL Server の他のインスタンスのディレクトリと共有できません。
詳細については、「 データベース エンジンの構成 - データ ディレクトリ」を参照してください。
[データベース エンジンの構成 - FILESTREAM] ページを使用して、SQL Server のインスタンスに対する FILESTREAM を有効にします。 詳細については、「 データベース エンジンの構成 - Filestream」を参照してください。
[Reporting Services の構成] ページを使用して、作成する Reporting Services のインストールの種類を指定します。 Reporting Services の構成モードの詳細については、Reporting Services の構成オプション (SSRS)に関する記事を参照してください。
[エラー レポート] ページで、 Microsoft に送信する、 SQL Serverの機能向上に役立つ情報を指定します。 既定では、エラー レポートのオプションは有効になっています。
[イメージの完了ルール] ページで、システム構成チェッカーによってイメージの完了のルールが実行され、コンピューターの構成と指定した SQL Server 構成が検証されます。 画面に詳細を表示するには、 [詳細の表示] をクリックするか、または [詳細レポートの表示] をクリックして HTML レポートを表示します。
[イメージの完了の準備完了] ページには、セットアップ時に指定したインストール オプションのツリー ビューが表示されます。 続行するには、 [インストール] をクリックします。
インストール中は、セットアップの進行に合わせてインストールの進行状況を監視できるように、 [イメージの完了の進行状況] ページに状態が表示されます。
インストールが終了すると、 [完了] ページにインストールの概要ログ ファイルへのリンクと、その他の重要な注意事項が表示されます。 SQL Server のインストール プロセスを完了するには、 [閉じる] をクリックします。
コンピューターの再起動を求めるメッセージが表示されたら、再起動してください。 セットアップが完了した時点で、インストール ウィザードによるメッセージを確認することが重要です。 詳細については、「 SQL Server セットアップ ログ ファイルの表示と読み取り」を参照してください。
この手順で準備済み SQL Server インスタンスの構成が終了し、SQL Server のインストールは完了です。
準備済みインスタンスへの機能の追加
準備済み SQL Server インスタンスへの機能の追加
SQL Server のインストール メディアを挿入します。 ルート フォルダーの Setup.exe をダブルクリックします。 ネットワーク共有からインストールするには、ネットワーク共有上のルート フォルダーに移動し、Setup.exe をダブルクリックします。
インストール ウィザードで SQL Server インストール センターが実行されます。 準備済み SQL Server インスタンスに機能を追加するには、[詳細設定] ページの [SQL Server のスタンドアロン インスタンスのイメージの準備] をクリックします。
システム構成チェッカーにより、コンピューターで検出処理が実行されます。 続行するには、 [OK] をクリックします。 画面に詳細を表示するには、 [詳細の表示] をクリックするか、または [詳細レポートの表示] をクリックして HTML レポートを表示します。
[セットアップ サポート ファイル] ページで [インストール] をクリックして、セットアップ サポート ファイルをインストールします。
[イメージの種類の準備] ページで、[既存の準備済み SQL Server インスタンスに機能を追加する] オプションを選択します。 使用可能な準備済みインスタンスのドロップダウン リストから、機能を追加する特定の準備済みインスタンスを選択します。
[機能の選択] ページで、指定した準備済みインスタンスに追加する機能を指定します。
選択した機能の必須コンポーネントが、右側のペインに表示されます。 SQL Server セットアップでは、この手順の後半で説明するインストール手順の間に、まだインストールされていない必須コンポーネントをインストールします。
[イメージの準備ルール] ページで、セットアップを続行する前に、システム構成チェッカーによってコンピューターのシステムの状態が確認されます。 画面に詳細を表示するには、 [詳細の表示] をクリックするか、または [詳細レポートの表示] をクリックして HTML レポートを表示します。
[必要なディスク領域] ページでは、指定した機能に必要なディスク領域が計算されます。 その後、必要なディスク領域が使用可能なディスク領域と比較されます。
[イメージの準備ルール] ページで、システム構成チェッカーによってイメージの準備のルールが実行され、コンピューターの構成と指定した SQL Server 機能が検証されます。 画面に詳細を表示するには、 [詳細の表示] をクリックするか、または [詳細レポートの表示] をクリックして HTML レポートを表示します。
[イメージの準備の準備完了] ページには、セットアップ時に指定したインストール オプションのツリー ビューが表示されます。 続行するには、 [インストール] をクリックします。 SQL Server セットアップは、選択した機能の必須コンポーネントを最初にインストールし、その後で機能をインストールします。
インストール中は、セットアップの進行に合わせてインストールの進行状況を監視できるように、 [イメージの準備の進行状況] ページに状態が表示されます。
インストールが終了すると、 [完了] ページにインストールの概要ログ ファイルへのリンクと、その他の重要な注意事項が表示されます。 SQL Server のインストール プロセスを完了するには、 [閉じる] をクリックします。
コンピューターの再起動を求めるメッセージが表示されたら、再起動してください。 セットアップが完了した時点で、インストール ウィザードによるメッセージを確認することが重要です。 詳細については、「 SQL Server セットアップ ログ ファイルの表示と読み取り」を参照してください。
準備済みインスタンスからの機能の削除
準備済み SQL Server インスタンスからの機能の削除
アンインストール プロセスを開始するには、 [スタート] ボタンをクリックし、 [コントロール パネル] をクリックして、 [プログラムと機能] をダブルクリックします。
アンインストールする SQL Server コンポーネントをダブルクリックして、[削除] をクリックします。
セットアップ サポート ルールが実行され、コンピューターの構成が確認されます。 続行するには、 [OK] をクリックします。
[インスタンスの選択] ページで、変更する準備済みインスタンスを選択します。 準備済みインスタンスの名前は "未構成の PreparedInstanceID" として表示されます。PreparedInstanceID は選択したインスタンスです。
[機能の選択] ページで、指定した SQL Server インスタンスから削除する機能を指定します。 [次へ] をクリックして次に進みます。
削除ルールが実行され、操作を正常に完了できることが確認されます。
[削除の準備完了] ページで、アンインストールされるコンポーネントおよび機能の一覧を確認します。
[削除の進行状況] ページに、処理の進行状況が表示されます。
[完了] ページで、処理の完了状態を確認できます。 [閉じる] をクリックして、インストール ウィザードを終了します。
準備済みインスタンスのアンインストール
準備済み SQL Server インスタンスのアンインストール
アンインストール プロセスを開始するには、 [スタート] ボタンをクリックし、 [コントロール パネル] をクリックして、 [プログラムと機能] をダブルクリックします。
アンインストールする SQL Server コンポーネントをダブルクリックして、[削除] をクリックします。
セットアップ サポート ルールが実行され、コンピューターの構成が確認されます。 続行するには、 [OK] をクリックします。
[インスタンスの選択] ページで、変更する準備済みインスタンスを選択します。 準備済みインスタンスの名前は "未構成の PreparedInstanceID" として表示されます。PreparedInstanceID は選択したインスタンスです。
[機能の選択] ページで、指定した SQL Server インスタンスから削除する機能を指定します。 [次へ] をクリックして次に進みます。
[削除ルール] ページで、セットアップによってルールが実行され、操作を正常に完了できることが確認されます。
[削除の準備完了] ページで、アンインストールされるコンポーネントおよび機能の一覧を確認します。
[削除の進行状況] ページに、処理の進行状況が表示されます。
[完了] ページで、処理の完了状態を確認できます。 [閉じる] をクリックして、インストール ウィザードを終了します。
SQL Server 2014 のすべてのコンポーネントが削除されるまで、手順 1 から 9 を繰り返します。
完了した SQL Server インスタンスの変更またはアンインストール
機能の追加や削除、または完了した SQL Server インスタンスのアンインストールを行う処理は、インストールされた SQL Server のインスタンスに対して行う処理に似ています。 詳細については、次のトピックを参照してください。