Notification Services プログラミング インターフェイス
Notification Services コンポーネントでは、複数のプログラミング インターフェイスが使用されます。このトピックでは、各コンポーネントの開発に必要なテクノロジの概要について説明します。
プログラミング リファレンス
次のドキュメント セクションは、Notification Services プログラミング インターフェイスの参照情報を提供します。
- アプリケーション定義ファイルのリファレンス
- インスタンス構成ファイルのリファレンス
- Microsoft.SqlServer.NotificationServices
- Microsoft.SqlServer.NotificationServices.Rules
- Microsoft.SqlServer.Management.Nmo
- Notification Services ストアド プロシージャ (Transact-SQL)
- Notification Services のビュー
アプリケーションの開発時には、Transact-SQL も使用します。詳細については、「Transact-SQL リファレンス (Transact-SQL)」を参照してください。
アプリケーション定義
XML または Notification Services 管理オブジェクト
XML または Notification Services 管理オブジェクト (NMO) を使用して、Notification Services アプリケーションを定義できます。詳細については、「Notification Services アプリケーションの定義」を参照してください。
Transact-SQL
Transact-SQL クエリは、Notification Services インスタンス内のアプリケーション データのメンテナンスや通知の生成を管理するアプリケーション ルールの作成に使用されます。Transact-SQL ステートメントは、ADF のインデックスや記録テーブルの定義にも使用されます。詳細については、「イベント ルールの定義」および「サブスクリプション ルールの定義」を参照してください。
インスタンスの構成
XML または Notification Services 管理オブジェクト
XML または Notification Services 管理オブジェクト (NMO) を使用して、Notification Services のインスタンスを構成できます。詳細については、「Notification Services のインスタンスの構成」を参照してください。
サブスクリプション管理インターフェイス
Notification Services API
サブスクライバ、サブスクライバ デバイス、およびサブスクリプションを追加、更新、および削除するためのマネージ コード クラス。これらの API はマネージ コードからでも、アンマネージ コードからの COM 相互運用によっても使用できます。詳細については、「サブスクリプション管理インターフェイスの開発」を参照してください。
- Transact-SQL
Transact-SQL を使用してサブスクリプション管理ビュー (Notification Services ビュー) のデータを追加、変更、および削除することにより、サブスクライバ、サブスクライバ デバイス、および簡単なイベント ドリブン サブスクリプションを管理することもできます。詳細については、「Notification Services のビュー」を参照してください。
ファイル システム監視イベント プロバイダ (省略可)
- XML
ファイル システム監視イベント プロバイダに送信されるイベントは XML 形式にする必要があります。
- XSD
ファイル システム監視イベント プロバイダでは、開発者は、処理対象の XML ファイル内のイベントの構造を記述した SQL 注釈付きの XML スキーマ ファイルを提供する必要があります。
詳細については、「ファイル システム監視イベント プロバイダ」を参照してください。
SQL Server イベント プロバイダ (省略可)
Transact-SQL
Transact-SQL イベント コレクション ストアド プロシージャは、作成された各 Notification Services アプリケーションに対して自動的に作成されます。標準 SQL Server イベント プロバイダは、SQL Server データをイベントとして送信するときに提供する Transact-SQL クエリに加え、これらのストアド プロシージャも使用します。詳細については、「SQL Server イベント プロバイダ」を参照してください。
Analysis Services イベント プロバイダ (省略可)
Transact-SQL
Analysis Services イベント プロバイダを使用すると、Analysis Services キューブを容易に監視できます。Analysis Services イベント プロバイダを使用すると、多次元式 (MDX) クエリに基づくイベントを Notification Services アプリケーションに送信できます。詳細については、「Analysis Services イベント プロバイダ」を参照してください。
XSLT コンテンツ フォーマッタ (省略可)
XSLT
標準 XSLT コンテンツ フォーマッタは、フォーマット済みのコンテンツを生成するために通知の生データに適用する 1 つ以上の XSLT ファイルを必要とします。カスタムのコンテンツ フォーマッタを使用するアプリケーションでは、XSLT を使用する必要はありません。詳細については、「XSLT コンテンツ フォーマッタ」を参照してください。
標準配信プロトコル (省略可)
File 配信プロトコルと SMTP 配信プロトコルは、ICF で宣言し、各 ADF で構成する必要があります。例については、「配信チャネルの定義」を参照してください。
カスタムのイベント プロバイダ、コンテンツ フォーマッタ、および配信プロトコル (省略可)
Notification Services API
マネージ コードのクラスとインターフェイスを使用すると、Notification Services と相互運用するカスタム コンポーネントを作成できます。これらはマネージ コードからでも、アンマネージ コードからの COM 相互運用によっても使用できます。詳細については、「Notification Services のカスタム コンポーネントの開発」を参照してください。
Transact-SQL
イベント コレクション ストアド プロシージャとイベント クラス ビューは、作成された各 Notification Services アプリケーションに対して自動的に作成されます。これらのストアド プロシージャやビューを使用して、Notification Services アプリケーションにイベントを送信できます。詳細については、「Notification Services ストアド プロシージャ (Transact-SQL)」および「Notification Services のビュー」を参照してください。
参照
概念
Notification Services アーキテクチャ
Notification Services プログラミング フレームワーク
Notification Services の配置オプション
その他の技術情報
通知ソリューションの作成
Notification Services の配置
Notification Services の管理