次の方法で共有


CDaoDatabase::GetQueryTimeout

接続されているデータベースでの、後続の操作がタイムアウトとなる秒数として現在設定されている値を取得します。

short GetQueryTimeout( );

戻り値

秒単位でタイムアウト値を持つ short 型整数を返します。

解説

ネットワークへのアクセスに問題があったり、クエリの処理に時間がかかり過ぎたりすることが原因で、操作がタイムアウトになる場合があります。 設定が有効である間は、この CDaoDatabase オブジェクトに関連付けられたレコードセットに対するすべてのオープン、新規追加、更新、削除の操作に影響します。 SetQueryTimeout の呼び出しにより、現在のタイムアウトの設定を変更できます。 レコードセットを開いた後にクエリのタイムアウト値を変更しても、レコードセットには変更後の値が適用されません。 たとえば、値を変更してから Move 操作を実行しても、新しい値は使用されません。 データベース エンジンが初期化されるときに、既定値が設定されます。

クエリ タイムアウトの既定値は、Windows レジストリから取得します。 レジストリに設定されていないときは、既定で 60 秒になります。 すべてのデータベースがクエリ タイムアウト値の設定機能をサポートしているわけではありません。 クエリ タイムアウト値 0 を設定すると、タイムアウトは発生しません。 データベースとの通信が応答を停止することがあります。 この動作は、開発時には有用です。 呼び出しが失敗すると、MFC は CDaoException 型の例外をスローします。

関連情報については、DAO ヘルプの「QueryTimeout Property」を参照してください。

必要条件

**ヘッダー:**afxdao.h

参照

参照

CDaoDatabase クラス

階層図

CDaoWorkspace::SetLoginTimeout

その他の技術情報

CDaoDatabase のメンバー