Rebar コントロールの作成
CReBarCtrl オブジェクトは、親オブジェクトが表示される前に作成する必要があります。 この処理により、描画時に問題が発生する可能性を最小限にできます。
たとえば、フレーム ウィンドウ オブジェクト内の Rebar コントロールは通常、ツール バー コントロールの親ウィンドウとして使用されます。 つまり、フレーム ウィンドウ オブジェクトが Rebar コントロールの親になります。 フレーム ウィンドウ オブジェクトが親なので、フレーム ウィンドウ オブジェクトの OnCreate メンバー関数で Rebar コントロールを作成することをお勧めします。
CReBarCtrl オブジェクトを使うには、通常は次の手順に従います。
CReBarCtrl オブジェクトを使用するには
CReBarCtrl クラス オブジェクトを構築します。
Create を呼び出して、Windows の Rebar コモン コントロールを作成します。それを CReBarCtrl オブジェクトに配置し、必要なスタイルを指定します。
CBitmap::LoadBitmap を呼び出して、Rebar コントロール オブジェクトの背景として使用するビットマップを読み込みます。
Rebar コントロール オブジェクトに含める、ツール バーやダイアログ コントロールなどの子ウィンドウ オブジェクトを作成し、初期化します。
挿入するバンドに関する情報を指定して REBARBANDINFO 構造体を初期化します。
InsertBand を呼び出して、m_wndReToolBar などの既存の子ウィンドウを新しい Rebar コントロールに挿入します。 既存の Rebar コントロールにバンドを挿入する方法については、「Rebar コントロールとバンド」を参照してください。