方法 : オブジェクト レベルの SET オプションを指定する
データベース プロジェクトには、それぞれ 7 つの SET オプション値を指定できます。 そのうち、"ANSI NULL" と "引用符で囲まれた識別子" の 2 つのオプションについては、各データベース オブジェクトのプロパティとしても表示されます。 これらのプロパティを使用することで、プロジェクトに指定した値とは異なる値を、オブジェクトごとに指定できます。 既定では、データベース オブジェクトは、これらのオプションの値をデータベース プロジェクトから継承します。 ビルド スクリプトに、データベース オブジェクトの SET ステートメントを含めるのは、そのオブジェクトに対するオプションの値が、データベース プロジェクトに対するオプションの値と異なる場合だけです。
データベース オブジェクトに対する SET オプションを指定するには
ソリューション エクスプローラーで、SET オプションを指定するオブジェクトを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
必要に応じて、[データベース オプション] ノードを展開します。
[ANSI NULL] プロパティの値を設定するには、次のいずれかを実行します。
[プロジェクトの既定値] をクリックし、このプロパティの値を、データベース プロジェクトのオプションの値に合わせて設定します。
null 値との比較をすべて UNKNOWN として評価するには、[オン] をクリックします。
非 UNICODE 値と null 値の比較について、両方の値が NULL であった場合はすべて True として評価するには、[オフ] をクリックします。
[引用符で囲まれた識別子] プロパティの値を設定するには、次のいずれかを実行します。
[プロジェクトの既定値] をクリックし、このプロパティの値を、データベース プロジェクトのオプションの値に合わせて設定します。
SQL Server のキーワードが引用符で囲まれている場合、それを識別子 (オブジェクトまたは変数名) として使用する場合は [オン] をクリックします。
SQL Server のキーワードが引用符で囲まれている場合、それを識別子 (オブジェクトまたは変数名) として使用しない場合は [オフ] をクリックします。
[ファイル] メニューの [すべてを保存] をクリックします。
データベース プロジェクトをビルドおよび配置すると、データベース プロジェクトとの間で SET オプションの値が異なるすべてのオブジェクトについて、ビルド スクリプトに SET ステートメントが生成されます。
参照
処理手順
方法: コンパイル済みスキーマ (.dbschema) ファイルを生成するためにデータベース プロジェクトをビルドする