SelectionCommands クラス
デザイナーでのオブジェクトの選択を制御する標準的なコマンドを提供します。
継承階層
System.Object
Microsoft.Windows.Design.Interaction.SelectionCommands
名前空間: Microsoft.Windows.Design.Interaction
アセンブリ: Microsoft.Windows.Design.Interaction (Microsoft.Windows.Design.Interaction.dll 内)
構文
'宣言
Public NotInheritable Class SelectionCommands
public static class SelectionCommands
public ref class SelectionCommands abstract sealed
[<AbstractClass>]
[<Sealed>]
type SelectionCommands = class end
public final class SelectionCommands
SelectionCommands 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Clear | 既存の選択内容をクリアする要求を表す RoutedCommand を取得します。 | |
SelectAll | デザイナーにあるすべてのオブジェクトを選択する要求を表す RoutedCommand を取得します。 | |
SelectNext | デザイナーで次のオブジェクトを選択する要求を表す RoutedCommand を取得します。 | |
SelectOnlyTarget | デザイナーでマウス ポインターの下にあるオブジェクトのみを選択する要求を表す ToolCommand を取得します。 | |
SelectPrevious | デザイナーで前のオブジェクトを選択する要求を表す RoutedCommand を取得します。 | |
SelectTarget | デザイナーでマウス ポインターの下にあるオブジェクトを選択する要求を表す ToolCommand を取得します。 | |
ShowEvent | デザイナーで主要選択オブジェクトの既定のイベント ハンドラーを表示する要求を表す ToolCommand を取得します。 | |
ToggleSelectTarget | デザイナーでマウス ポインターの下にあるオブジェクトの選択状態を切り替える要求を表す ToolCommand を取得します。 | |
UnionSelectTarget | デザイナーでマウス ポインターの下にあるオブジェクトを既存の選択内容に追加する要求を表す ToolCommand を取得します。 |
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解説
選択の概念は、デザイナーの種類によって異なります。 ユーザーがデザイナーでオブジェクトを選択するときに、デザイナーが示す必要がある動作がいくつかあります。 たとえば、ユーザーは、1 つのオブジェクトの選択、複数のオブジェクトの選択、オブジェクトの選択の解除、およびすべてのオブジェクトの選択を行うことができる必要があります。 機能拡張を使用することにより、デザイナーでユーザーがオブジェクトを選択する方法を制御できます。
注意
ここで取り上げていないその他の種類の選択としては、テキストの選択 (オブジェクト上のテキストの範囲の選択) および点の選択 (曲線上の 1 つ以上の点の選択) があります。 四角形のドラッグによる複数のオブジェクトの選択などの複雑な選択パターンは、これらのオブジェクトの TaskProvider プロバイダーによって処理されます。
デザイナーで複数のオブジェクトが選択された場合、1 つのオブジェクトが "主要選択オブジェクト" になります。 多くの場合、主要選択オブジェクトがその他の動作のキーとして使用されます。 たとえば、選択されたすべてのオブジェクトを左に揃える場合、主要選択オブジェクトによってオブジェクトを揃える位置が決まります。
スレッド セーフ
この型のすべてのパブリック static (Visual Basic では Shared) メンバーは、スレッド セーフです。 インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。
参照
参照
Microsoft.Windows.Design.Interaction 名前空間