PlacementAdapter クラス

親座標でオブジェクトの位置を取得および設定するために使用されるアダプターです。

継承階層

System.Object
  Microsoft.Windows.Design.Features.FeatureProvider
    Microsoft.Windows.Design.Interaction.Adapter
      Microsoft.Windows.Design.Interaction.PlacementAdapter
        Microsoft.Windows.Design.Interaction.RootPlacementAdapter

名前空間:  Microsoft.Windows.Design.Interaction
アセンブリ:  Microsoft.Windows.Design.Interaction (Microsoft.Windows.Design.Interaction.dll 内)

構文

'宣言
Public MustInherit Class PlacementAdapter _
    Inherits Adapter

public abstract class PlacementAdapter : Adapter

public ref class PlacementAdapter abstract : public Adapter

[<AbstractClass>]
type PlacementAdapter =  
    class
        inherit Adapter
    end

public abstract class PlacementAdapter extends Adapter

PlacementAdapter 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。

コンストラクター

	名前	説明
	PlacementAdapter	PlacementAdapter クラスの新しいインスタンスを初期化します。

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プロパティ

	名前	説明
	AdapterType	このクラスが表すアダプターの種類を取得します。 (Adapter.AdapterType をオーバーライドします。)

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メソッド

	名前	説明
	BeginPlacement	配置操作を開始します。
	CanSetPosition	指定した座標を設定できるかどうかを示す値を返します。
	EndPlacement	配置操作を終了します。
	Equals	指定した Object が、現在の Object と等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	Finalize	オブジェクトがガベージ コレクションにより収集される前に、そのオブジェクトがリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。 (Object から継承されます。)
	GetPlacement	指定したアイテムの配置を説明する位置のコレクションを返します。
	GetPlacementBoundary(ModelItem)	指定したアイテムの親の境界を取得します。
	GetPlacementBoundary(ModelItem, PlacementIntent, array<RelativeValue[])	指定したアイテムの親の境界を取得します。
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)
	SetNudgePlacements(ModelItem, NudgeIntent, array<RelativeValue[])	キーボードで微調整を行うときにコントロールを移動する位置の配列を割り当てます。
	SetNudgePlacements(ModelItem, NudgeIntent, RelativeValueCollection)	キーボードで微調整を行うときにコントロールを移動する位置のコレクションを割り当てます。
	SetPlacements(ModelItem, PlacementIntent, array<RelativeValue[])	指定したモデル アイテムに指定した位置の配列を割り当てます。
	SetPlacements(ModelItem, PlacementIntent, RelativeValueCollection)	指定したモデル アイテムに指定した位置のコレクションを割り当てます。
	ToString	現在のオブジェクトを表す文字列を返します。 (Object から継承されます。)

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解説

PlacementAdapter は、コントロールのサイズ変更と移動を行うために、グラブ ハンドルによって使用されます。 配置アダプターは、相対位置としての値の読み書きをサポートします。 PlacementAdapter にとってはすべてが相対的であり、相対的な差 (デルタ) が重要になります。 PlacementAdapter は、相対値を受け取り、それを 1 つ以上のプロパティ セットに変換します。 PlacementAdapter の使用時には、最初に、設定しようとしている位置の設定が可能かどうかを照会します。 次に、その結果を使用して、GetPlacement メソッドと SetPlacements メソッドを通じて値を取得および設定します。

スレッド セーフ

この型のすべてのパブリック static (Visual Basic では Shared) メンバーは、スレッド セーフです。 インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

参照

参照

Microsoft.Windows.Design.Interaction 名前空間

AdornerPlacementCollection

AdornerPanel

その他の技術情報

チュートリアル : デザイン時装飾の作成

装飾アーキテクチャ