MFC クラス ウィザード
プロジェクト内のクラスにメッセージおよびメッセージ ハンドラーを追加できます。 他のウィザードを起動したり、プロジェクトにクラスを追加したりすることもできます。
MFC クラス ウィザードを開くには、[プロジェクト] メニューの [クラス ウィザード] をクリックします。 キーボード ショートカットでこのウィザードを開く場合は、Ctrl キーと Shift キーを押しながら X キーを押します。
[プロジェクト]
ソリューション内のプロジェクトの名前。ドロップダウン リスト ボックスで、ソリューションの他のプロジェクトを選択できます。
[クラス名]
プロジェクト内のクラスの名前。[クラス名] ボックスの一覧でクラスを選択すると、MFC クラス ウィザードのコントロールにそのクラスのデータが設定されます。 コントロールの値を変更すると、選択したクラスのデータに変更が反映されます。
[クラスの追加]
いくつかのソースの 1 つからクラスを追加できます。選択内容に応じて、MFC クラス追加ウィザード、Typelib クラス追加ウィザード、ActiveX コントロール クラス追加ウィザード、または MFC ODBC コンシューマー ウィザードが起動します。
[基本クラス]
[クラス名] に表示されているクラスの基本クラス。[クラスの宣言]
[クラス名] のクラスが宣言されているクラス。[クラスの宣言] ボックスは、[クラスの実装] の名前と異なる場合にだけ表示されます。
リソース
[クラス名] のリソースの ID (リソースがある場合)。 それ以外の場合、[リソース] ボックスは空になります。[クラスの実装]
[クラス名] のクラスの実装が含まれているファイルの名前。矢印をクリックすることで、別の実装ファイルを選択できます。 利用可能なオプションの一覧を次の表に示します。
オプション
説明
[ファイルを開く]
クラス ウィザードを終了し、現在のクラスの実装ファイルを開きます。
[含んでいるフォルダーを開く]
現在のクラス実装ファイルのあるフォルダーを開きます。
[クリップボードに完全パスをコピー]
現在の実装ファイルのパスをクリップボードにコピーします。
コマンド
コマンドとそのメッセージ ハンドラーを追加、削除、編集、または検索できます。ハンドラーを追加するには、[ハンドラーの追加] をクリックするか、[オブジェクト ID] ボックスまたは [メッセージ] ボックスの一覧で項目をダブルクリックします。 結果の関数名、ID、およびメッセージが、[メンバー関数] ボックスの一覧に表示されます。
ハンドラーを削除するには、[メンバー関数] ボックスの一覧の項目を選択し、[ハンドラーの削除] をクリックします。
ハンドラーを変更するには、[メンバー関数] ボックスの一覧で対応する項目をダブルクリックします。 または、リスト ボックスで項目をクリックして、[コードの編集] をクリックします。
Messages
メッセージとそのメッセージ ハンドラーを追加、削除、編集、または検索できます。ハンドラーを追加するには、[ハンドラーの追加] をクリックするか、[メッセージ] ボックスの一覧で項目をダブルクリックします。
カスタム メッセージを追加するには、[カスタム メッセージの追加] をクリックするか Enter キーを押して、[カスタム メッセージの追加] ダイアログ ボックスで値を指定します。 このダイアログ ボックスでは、オペレーティング システム全体を通じて重複しないことを保証されたウィンドウ メッセージを処理するために [登録済みメッセージ] を選択することもできます。
[仮想関数]
仮想関数またはオーバーライドされた仮想関数を追加、削除、編集、または検索できます。[メンバー変数]
メンバー変数を追加、削除、編集、または検索できます。メソッド
メソッドを追加、削除、または検索したり、メソッドの定義または宣言に移動したりできます。メソッドを追加するには、[メソッドの追加] をクリックし、[メソッドの追加] ダイアログ ボックスで値を指定します。
メソッドを削除するには、[メソッド] ボックスの一覧の項目を選択し、[メソッドの削除] をクリックします。
宣言を表示するには、[メソッド] ボックスの一覧の項目を選択し、[宣言へ移動] をクリックします。
定義を表示するには、[メソッド] ボックスの一覧の項目をダブルクリックします。 または、[メソッド] ボックスの一覧の項目を選択し、[定義へ移動] ボタンをクリックします。