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_mm256_cmov_si256

更新 : 2011 年 3 月

Visual Studio 2010 SP1 が必要です。

Microsoft 固有の仕様 →

XOP YMM 命令 vpcmov を生成して、3 つ目のソースの値に応じて 1 つ目と 2 つ目のソースに対してビット単位の条件付き移動を実行します。

__m256i _mm256_cmov_si256 (
   __m256i src1,
   __m256i src2,
   __m256i selector
);

パラメーター

  • [入力] src1
    256 ビットのパラメーター。

  • [入力] src2
    256 ビットのパラメーター。

  • [入力] selector
    src1 および src2 からビットを選択する 256 ビットのパラメーター。

戻り値

src1 および src2 からのビットを含む 256 ビットの結果 r。 選択されるビットは、selector によって決まります。

必要条件

組み込み

アーキテクチャ

_mm256_cmov_si256

XOP

ヘッダー ファイル <intrin.h>

解説

結果の各ビットは、selector の対応するビット位置の値に応じて src1 または src2 の対応するビット位置から選択 (コピー) されます。 selector のビットが 1 である場合は src1 からビットが選択され、それ以外の場合は src2 からビットが選択されます。

vpcmov 命令は、XOP ファミリの命令の一部です。 この組み込みを使用する前に、プロセッサでこの命令がサポートされていることを確認してください。 この命令に対するハードウェア サポートを確認するには、InfoType を 0x80000001 にして __cpuid 組み込みを呼び出し、CPUInfo[2] (ECX) のビット 11 をチェックします。 このビットは、命令がサポートされている場合は 1 になり、サポートされていない場合は 0 になります。

使用例

#include <stdio.h>
#include <intrin.h>
int main()
{
    __m256i a, b, selector, d;
    int i;
    a.m256i_u64[3] = 0xffffffffffffffffll;
    a.m256i_u64[2] = 0xeeeeeeeeeeeeeeeell;
    a.m256i_u64[1] = 0xccccccccccccccccll;
    a.m256i_u64[0] = 0x8888888888888888ll;
    b.m256i_u64[3] = 0x0000000000000000ll;
    b.m256i_u64[2] = 0x1111111111111111ll;
    b.m256i_u64[1] = 0x3333333333333333ll;
    b.m256i_u64[0] = 0x7777777777777777ll;
    selector.m256i_u64[3] = 0xfedcba9876543210ll;
    selector.m256i_u64[2] = 0x0123456789abcdefll;
    selector.m256i_u64[1] = 0xfedcba9876543210ll;
    selector.m256i_u64[0] = 0x0123456789abcdefll;
    d = _mm256_cmov_si256(a, b, selector);
    printf_s("a:        %016I64x %016I64x\n",
              a.m256i_u64[3], a.m256i_u64[2]);
    printf_s("          %016I64x %016I64x\n",
              a.m256i_u64[1], a.m256i_u64[0]);
    printf_s("b:        %016I64x %016I64x\n",
              b.m256i_u64[3], b.m256i_u64[2]);
    printf_s("          %016I64x %016I64x\n",
              b.m256i_u64[1], b.m256i_u64[0]);
    printf_s("selector  %016I64x %016I64x\n",
              selector.m256i_u64[3], selector.m256i_u64[2]);
    printf_s("          %016I64x %016I64x\n",
              selector.m256i_u64[1], selector.m256i_u64[0]);
    printf_s("result:   %016I64x %016I64x\n",
              d.m256i_u64[3], d.m256i_u64[2]);
    printf_s("          %016I64x %016I64x\n",
              d.m256i_u64[1], d.m256i_u64[0]);
}
  

参照

参照

__cpuid, __cpuidex

その他の技術情報

_mm_cmov_si128

Visual Studio 2010 SP1 用に追加された XOP 組み込み

履歴の変更

日付

履歴

理由

2011 年 3 月

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SP1 機能変更