number プロパティ
特定のエラーと関連付けられた数値を設定したり、この数値を取得したりします。
object.number
引数
- object
Error オブジェクトの任意のインスタンスを指定します。
解説
エラー番号は 32 ビット値です。 上位の 16 ビット ワードは機能識別符号です。下位のワードは実際のエラー コードです。 実際のエラー コードを確認するには、& (ビットごとの And) 演算子を使用して、number プロパティと 16 進数の 0xFFFF を組み合わせます。
使用例
例外をスローさせ、エラー番号から派生したエラー コードを表示する例を次に示します。
try
{
var arr = new Array(-1);
}
catch(e)
{
print ("Error Code: " + (e.number & 0xFFFF));
print ("Facility Code: " + (e.number>>16 & 0x1FFF));
print ("Error Message: " + e.message);
print ("Error Name: " + e.name);
}
このコードによって、次のような出力が生成されます。
Error Code: 5029
Facility Code: 10
Error Message: Array length must be zero or a positive integer
Error Name: RangeError