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コネクション ポイントの実装

  • [アーティクル]

接続ポイントの実装ウィザードを使用してコネクション ポイントを実装するには、プロジェクトを ATL COM アプリケーションまたは ATL サポートを含む MFC アプリケーションとして作成しておく必要があります。 ATL プロジェクト ウィザードを使用して ATL アプリケーションを作成するか、または MFC アプリケーションに ATL オブジェクトを追加して MFC アプリケーション用の ATL サポートを実装できます。

注意

MFC プロジェクトのコネクション ポイントの実装方法については、「コネクション ポイント」を参照してください。

プロジェクトを作成したら、コネクション ポイントを実装するために、まず ATL オブジェクトを追加します。 オブジェクトを ATL プロジェクトに追加するウィザードの一覧については、「ATL プロジェクトへのオブジェクトとコントロールの追加」を参照してください。

注意

このウィザードでは、ATL ダイアログ、ATL Server で作成された XML Web サービス、パフォーマンス オブジェクト、およびパフォーマンス カウンターはサポートされていません。

接続可能なオブジェクト (ソース) は、アウトゴーイング インターフェイスごとにコネクション ポイントを公開できます。 各アウトゴーイング インターフェイスは、オブジェクト上のクライアント (シンク) で実装できます。 詳細については、「ATL コネクション ポイント」を参照してください。

コネクション ポイントを実装するには

  1. クラス ビューで、ATL オブジェクトのクラス名を右クリックします。

  2. ショートカット メニューの [追加] をクリックし、[接続ポイントの追加] をクリックして接続ポイントの実装ウィザードを表示します。

  3. 実装するコネクション ポイント インターフェイスを該当するタイプ ライブラリから選択し、[完了] をクリックします。

  4. クラス ビューで、各コネクション ポイント用に作成されたプロキシ クラスをチェックします。 クラスは CProxyInterfaceName<T> と表示され、IConnectionPointImpl から派生します。

  5. コネクション ポイント クラスをダブルクリックして、コネクション ポイント クラスの定義を表示します。

    • 独自のプロジェクトのインターフェイス用のコネクション ポイントを実装する場合は、次の定義が表示されます。

      template< class T >
class CProxyInterfaceName :
   public IConnectionPointImpl< T, &IID_InterfaceName >
{
public:
};

      ローカル インターフェイスを実装する場合は、メソッドとプロパティがクラス本体に表示されます。

    • ほかのインターフェイス用のコネクション ポイントを実装する場合は、先頭に Fire_ が付いたインターフェイスのメソッドが定義に含まれます。

参照

処理手順

オブジェクトへのコネクション ポイントの追加

概念

コード ウィザードを使用した機能の追加