Windows ターミナルのテーマ設定 (プレビュー)
以下の設定は、個々のタブとペインの外観ではなく、ターミナル ウィンドウ自体の外観に影響があります。 現在、これらの設定は、settings.json ファイル でのみ直接編集できます。設定 UI からは構成できません。
"theme": "dark"
"themes":
[
// THEME OBJECTS
]
テーマの例については、テーマ ギャラリーを参照してください。
themes 一覧の各テーマは、アプリケーションの個々の要素のプロパティを指定するプロパティ オブジェクトのコレクションで構成されています。 たとえば、既定の "dark" テーマは次のとおりです。
{
"name": "dark",
"window": {
"applicationTheme": "dark"
},
"tab": {
"background": "terminalBackground",
"unfocusedBackground": "#00000000"
},
"tabRow": {
"unfocusedBackground": "#333333FF"
}
},
OS のライト モードとダーク モードで個別のテーマを使用するようにターミナルを構成し、OS テーマが変更されたときにそれらのテーマ間で自動的に変更されるようにできます。 これを行うには、キー light と dark を含むオブジェクトとして theme プロパティを指定します。
"theme": { "dark": "<Dark Theme Name>", "light": "<Light Theme Name>" },
テーマ名
これはテーマの名前です。 名前は一意である必要があります。 dark、light、system という名前は、組み込みの既定テーマのために予約されています。/
プロパティ名: name
必須かどうか: 必須
受け入れ可能: 文字列形式のテーマ名
ウィンドウ
これらの設定は、ターミナルのウィンドウ全体の外観を構成するために使用されます。
プロパティ名: window
アプリケーション テーマ
アプリケーションの UI テーマを設定します。 これにより、ボタン、コマンド パレット、その他のアプリケーション UI 要素などの項目がスタイル設定されます。 ライトまたはダークを指定できます。 "system" では、Windows と同じテーマが使用されます。
プロパティ名: applicationTheme
必須かどうか: オプション
値: "system"、"dark"、"light"
[既定値]: "dark"
Mica
これにより、他のすべての UI レイヤーの下で、このウィンドウに対するマイカ効果が有効になります。 マイカを表示するには、その上のレイヤーを透明にする必要があります。 たとえば、マイカを含むタブ行を使用するには、背景のアルファ チャネルをが 0 になるように、次のように構成する必要があります。
{
"name": "My Mica Theme",
"tab":
{
"background": "terminalBackground"
},
"tabRow":
{
"background": "#00000000"
},
"window":
{
"applicationTheme": "system",
"useMica": true
}
},
マイカがウィンドウに対して有効になっている場合、ウィンドウのターミナル ペインの背景としてを含め、ウィンドウ全体の下で有効になります。 これは、useAcrylic を有効にせずに opacity を使用しているプロファイルが新しいマイカの背景に表示されることを意味します。 現在、ターミナルに対してぼかしなしの透明な背景を、タブ/タブ行に対してマイカ背景を同時に設定することはできません。
プロパティ名: useMica
必須かどうか: オプション
受け入れ可能: true、false
[既定値]: false
Note
マイカは、Windows ビルド 22621 以上でのみ使用できます。
ウィンドウの境界線
ウィンドウがアクティブな場合に、ウィンドウの境界線の色を設定します。 null に設定すると、境界線は OS テーマの既定の色が使用されます。
プロパティ名: frame
必須かどうか: オプション
受け入れ可能: テーマの色
[既定値]: null
Note
ウィンドウの境界線の色は、Windows 11 でのみ使用可能です。
重要
この機能は、Windows ターミナル プレビューでのみ使用できます。
非アクティブなウィンドウの境界線
ウィンドウが非アクティブな場合に、ウィンドウの境界線の色を設定します。 null に設定すると、境界線は OS テーマの既定の色が使用されます。
プロパティ名: unfocusedFrame
必須かどうか: オプション
受け入れ可能: テーマの色
[既定値]: null
重要
この機能は、Windows ターミナル プレビューでのみ使用できます。
実験: 虹色のウィンドウの境界線
この設定を有効にすると、ウィンドウの境界線が虹色で循環します。 これは試験的な機能であり、存続は保証されていません。 この設定を有効にすると、frame と unfocusedFrame の両方よりも優先されます。
プロパティ名: experimental.rainbowFrame
必須かどうか: オプション
受け入れ可能: true、false
[既定値]: false
重要
この機能は、Windows ターミナル プレビューでのみ使用できます。
タブ行
これらの設定は、タブ行の外観を構成するために使われます。 showTabsInTitlebar が true の場合 (既定値)、タイトル バーが構成されます。
プロパティ名: tabRow
背景の色
ウィンドウが前景にあるときのタブ行の色。
プロパティ名: background
必須かどうか: オプション
受け入れ可能:テーマの色。
非アクティブな背景色
ウィンドウが非アクティブな場合のタブ行の色。
プロパティ名: unfocusedBackground
必須かどうか: オプション
受け入れ可能:テーマの色。
タブ
ターミナル内の個々のタブの外観を制御する設定です。
プロパティ名: tab
背景の色
アクティブなタブの色。プロファイルで tabColor を設定すると、この値がオーバーライドされます。 同様に、実行時にタブ カラー ピッカーを使って色を設定すると、この色はオーバーライドされます。
アクリルの背景を使ってペインの terminalBackground に設定した場合でも、この色は常に単色として扱われます。
プロパティ名: background
必須かどうか: オプション
受け入れ可能:テーマの色。
非アクティブな背景色
非アクティブなタブの色。 プロファイルで tabColor を設定すると、この値はオーバーライドされます。 同様に、実行時にタブ カラー ピッカーを使って色を設定すると、この色はオーバーライドされます。
アクリルの背景を使ってペインの terminalBackground に設定した場合でも、この色は常に単色として扱われます。
terminalBackground または accent に設定すると、アルファ値 30% が自動的に使われ、半透明になります。
プロパティ名: unfocusedBackground
必須かどうか: オプション
受け入れ可能:テーマの色。
[閉じる] ボタンを表示する
タブの [閉じる] ボタンの表示方法を構成します。 次の値を受け入れることができます。
"always": 常にタブの [閉じる] ボタンを表示します。"hover": アクティブなタブとマウス ポインターを置いたタブにタブの [閉じる] ボタンを表示します。"never": タブの [閉じる] ボタンを表示しません。 この場合、中央のマウス ボタンを使ってタブを閉じる機能も無効になります。"activeOnly": アクティブなタブのみにタブの [閉じる] ボタンを表示します。
プロパティ名: showCloseButton
必須かどうか: オプション
受け入れ可能: "always"、"hover"、"never"、"activeOnly"
[既定値]: "always"
テーマの色
テーマに使われる色は、RGBA カラー値と、カスタム値用のいくつかの特殊な文字列を受け入れます。 許容される値は次のとおりです。
"#rgb、"#rrggbb、"#rrggbbaa: RGB カラー値。 アルファ チャネルを省略した場合、これらの色の既定値は完全に不透明なアルファ チャネルになります。"accent": これは、"システム設定で設定されたアクセント カラー" を意味する特殊な値です。"terminalBackground": これは、"アクティブなターミナル ペインの背景色" を意味するように評価される特殊な値です。 1 つのタブに複数のペインがある場合、この色はアクティブなものの色になります。 プロファイルのbackgroundが常に使われます。backgroundImageの項目は、設定した場合でも無視されます。
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