添付ファイル エンジンの作成
添付ファイル エンジンは、サービス固有の構成と分析要求を処理する DLL です。 つまり、標準のセキュリティ構成ツール セットでは処理できない処理を処理します。
添付ファイル エンジンを作成するには、次の 3 つの関数を実装する必要があります。
- SceSvcAttachmentAnalyze。サービスの構成とセキュリティ データベースに格納されている構成の違いを計算します。 これらの違いは、セキュリティ データベースに書き込まれます。 詳細については、「 SceSvcAttachmentAnalyze の実装」を参照してください。
- SceSvcAttachmentConfig。スナップイン ユーザー インターフェイスで指定されているようにサービスを構成します。 詳細については、「 SceSvcAttachmentConfig の実装」を参照してください。
- SceSvcAttachmentUpdate。セキュリティ データベース内のサービスの基本構成と構成分析を更新します。 詳細については、「 SceSvcAttachmentUpdate の実装」を参照してください。
セキュリティ構成ツール セットは、アプリケーションがセキュリティ データベースの情報を照会および設定するために呼び出すことができる一連のサポート関数を実装します。 詳細については、「 添付ファイル コールバック関数」を参照してください。
添付ファイル エンジン DLL を作成した後、それをセキュリティ構成ツール セットに登録する必要があります。 このプロセスについては、「 添付ファイル エンジンの登録」を参照してください。
添付ファイル エンジンの作成に加えて、添付ファイル スナップイン拡張機能も作成する必要があります。 スナップイン拡張機能は、サービス固有のタスクのユーザー インターフェイスを提供します。 ユーザーがスナップイン拡張機能を使用して新しい構成を指定すると、要求が適切な添付ファイル エンジンに渡されます。 その後、エンジンはサービスに接続し、その構成を変更します。 スナップイン拡張機能を実装しない場合、ユーザーはサービスの構成や分析を変更できません。 添付ファイル スナップイン拡張機能を作成する方法の詳細については、「添付ファイル スナップイン拡張機能 の作成」を参照してください。