次の方法で共有


Web パフォーマンス テストおよびロード テストの新機能

Visual Studio 2010 Ultimate には、Web パフォーマンス テストおよびロード テストのための新機能が追加されています。

Visual Studio Ultimate の新しい Web パフォーマンス テスト機能:

機能

関連するトピックとコメント

失敗した Web パフォーマンス テストの再生を容易に修正できるようにする機能:

(カスタムの動的パラメーター関連付けの追加など) 記録された Web パフォーマンス テストを変更するための拡張可能なレコーダー プラグイン

Web パフォーマンス テスト結果ビューアーに、検索機能を追加

Web パフォーマンス テスト結果ビューアーに、操作の記録を表示する機能を追加

Web パフォーマンス テスト結果ビューアーに、要求にジャンプする機能を追加

Web パフォーマンス テスト結果ビューアーに、抽出規則を追加する機能を追加

スケーラビリティを高めるために、Web パフォーマンス テストの結果が別個のファイルに出力

Web パフォーマンス テストの結果用の新しい API を追加

Web パフォーマンス テスト結果ビューアーの UI を拡張できる新しい機能拡張 API

カスタム Web テスト ポスト ボディ エディターを追加するための新しい API

Web パフォーマンス テストでバイナリのポスト ボディを処理可能

ファイルのアップロードにおける記録および再生機能の強化:

アップロードされたファイルをプロジェクトに追加し、配置

Web パフォーマンス テスト レコーダーの使用中の操作にファイルのアップロード (Microsoft SharePoint へのファイルのアップロードなど) が含まれている場合、ファイルはプロジェクトに自動的に追加され、配置項目としてマークされます。

各イテレーションで一意のファイル名を生成するためのオプション

その他の新しい Web パフォーマンス テスト機能:

Web パフォーマンス テストでのループおよび分岐

Web パフォーマンス テスト エディターのすべての要求について、待ち時間、目標、レポート文字列を編集できる新しい [要求の詳細] ダイアログ ボックス

内部テキストと select タグの新しい検証規則および抽出ルール

ページの応答時間目標達成率についてのテスト レベルの検証規則

Visual Studio Ultimate の新しいロード テスト機能:

Visual Studio 2010 Ultimate には、ロード テストのための新機能がいくつか用意されています。 たとえば、ロード テストの実行が完了し、ロード テスト アナライザーで開かれたら、次の図に示されている仮想ユーザー アクティビティ チャートを使用して、ロード テストに関連付けられている仮想ユーザー アクティビティを表示できます。 チャートの各行は、個別の仮想ユーザーを表します。 仮想ユーザー アクティビティ チャートには、各仮想ユーザーがテスト中に実行した処理が詳しく表示されます。 これにより、ユーザー アクティビティのパターンおよびロード パターンを把握し、失敗したテストまたは時間のかかったテストを関連付け、他の仮想ユーザー アクティビティで要求を確認できます。 仮想ユーザー アクティビティ チャートは、ロード テストの実行が完了した後にのみ使用できます。

仮想ユーザー アクティビティ チャート

仮想ユーザー アクティビティ チャート

Visual Studio 2010 Ultimate に追加された新しいロード テスト機能を次の表に示します。

機能

関連するトピック

ログおよびデータ収集機能の改良点:

テスト失敗時にテスト結果全体をログに記録、または n 個の要求ごとに結果全体をログに記録

リモート プロファイラーの統合

イベント ログ データの収集

より多くのプラットフォームをサポートするための拡張可能なデータ コレクター

分析機能の改良点:

仮想ユーザー アクティビティ チャートを使用したロード テストの仮想ユーザー アクティビティの仮想化 (前の図を参照)

パフォーマンス測定で新しい統計値 (99 パーセンタイル値および標準偏差) を収集

カウンター セットの新しいカウンターおよびしきい値

カウンター収集でコンピューターを識別するためのコンピューター タグ

Microsoft Excel レポート:

Microsoft Excel 形式のラン ツー ランのパフォーマンスおよび傾向分析レポート

パフォーマンス テスト機能の強化:

パフォーマンス テストとして自動 UI テストを実行

トゥルー ネットワーク エミュレーション

より柔軟なロード テストのモデリング:

新しい時系列テスト ミックス モデル

シナリオの開始時刻の遅延

シナリオのテスト イテレーション数の指定

シナリオを実行するエージェントの選択

ウォームアップ中の無効化

その他の新しいロード テスト機能:

複数のロード テスト プラグイン

64 ビットでのテストの実行

参照

参照

テストの新機能

概念

アプリケーションのパフォーマンスおよびストレスのテスト