アプリケーション展開プロセス
次の図に、BizTalk アプリケーションの展開に関連する一般的な手順を示します。 アプリケーション展開の開発、テスト、ステージング、運用の各フェーズに関連するタスクの詳細については、「 アプリケーション展開タスク」を参照してください。
Visual Studio から BizTalk ソリューションのアセンブリを展開します。 これにより、アセンブリがビルドされ、アセンブリに含まれる ("アイテム" と呼ばれる) オーケストレーション、パイプライン、スキーマ、およびマップと共に、BizTalk 管理データベースにインポートされます。 また、展開により、アセンブリは、Visual Studio 内のプロジェクト プロパティで指定した BizTalk アプリケーションと関連付けられます。 手順については、「 Visual Studio から BizTalk アプリケーションへの BizTalk アセンブリの展開」を参照してください。 ソリューションを展開したら、BizTalk Server 管理コンソールや BTSTask コマンド ライン ツールを使用して、展開したアセンブリおよびそのアイテムを表示したり管理したりすることができます。 アイテムは、個別でもアプリケーション内でまとめたグループ単位でも管理できます。
アイテムを追加し、構成します。 管理コンソールまたは BTSTask を使用して、スクリプトや Readme ファイルなどの成果物をアプリケーションに追加できます。 BizTalk ServerAdministration コンソールを使用して、送受信ポート、受信場所、オーケストレーションなどの成果物を構成することもできます。 詳細については、「 成果物を作成または追加する方法」を参照してください。 「 成果物の管理」も参照してください。 アプリケーションをインポートする環境ごとに異なるバインドを適用する場合には、バインド ファイルを生成してアプリケーションに追加することもできます。 詳細については、「 バインド ファイルとアプリケーションの展開」を参照してください。
アプリケーションを .msi ファイルにエクスポートします。 MSI ファイルのエクスポート ウィザードまたは BTSTask を使用して、アプリケーション アイテムを .msi ファイルにエクスポートできます。この .msi ファイルは、アプリケーションを実行するコンピューターにインストールしたり、アプリケーションを新しい BizTalk グループにインポートしたりするのに使用します。 手順については、「 BizTalk アプリケーションをエクスポートする方法」を参照してください。
アプリケーションを別の BizTalk グループにインポートして、実行するコンピューターにインストールします。 MSI のインポート ウィザードまたは BTSTask を使用して、BizTalk アプリケーションを手順 3. で作成した .msi ファイルから別の BizTalk グループにインポートし、新しいグループにアプリケーションとそのアイテムを作成できます。 その後、.msi ファイルを使用して、アプリケーションを実行するコンピューターにアプリケーションをインストールできます。 これはアプリケーションの実行前に行ってください。 アプリケーションをテストする準備ができたら、テスト環境の BizTalk グループにアプリケーションをインポートおよびインストールすることができます。 アプリケーションがステージングまたは運用可能な状態になったら、いずれかの環境にアプリケーションをインポートおよびインストールすることができます。 手順については、「 BizTalk アプリケーションをインポートする方法」を参照してください。 「 BizTalk アプリケーションをインストールする方法」も参照してください。
アプリケーションを開始し、正しく機能していることを確認します。 「BizTalk アプリケーションを起動および停止する方法」の説明に従って、BizTalk Server管理コンソールからアプリケーションを起動できます。 その後、「BizTalk アプリケーション展開のタスクのテスト」の説明に従って 、アプリケーションをテストできます。