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DataSource クラス

定義

フォーム テンプレート内のデータ ソースを表します。

public ref class DataSource abstract
public abstract class DataSource
type DataSource = class
Public MustInherit Class DataSource
継承
DataSource

注釈

オブジェクトは DataSource 、InfoPath フォーム テンプレートに関連付けられている格納されたデータのソースの 1 つに対応します。 オブジェクトはDataSource、フォーム テンプレートのプライマリ (メイン) データ ソース、または関連するデータ接続 (Microsoft InfoPath の最初のリリースではデータ アダプターと呼ばれます) を使用してデータの外部ソースから取得されたセカンダリ データ ソースを表すことができます。 フォームのメイン データ ソースを使用すると、フォームの基になる XML ドキュメントへのアクセスが提供され、セカンダリ データ ソースを使用すると、Web サービスのクエリなどの外部データ ソースから取得するデータへのアクセスが提供されます。

オブジェクトには DataSource 、格納されているデータをプログラムで操作したり、セカンダリ データ ソースに関連付けられているデータ接続へのアクセスを提供したりするために使用できるプロパティとメソッドが用意されています。 DataSourceオブジェクトには、 クラスの XmlForm プロパティをDataSources使用してアクセスできます。

セカンダリ データ ソースの場合、DataSourceオブジェクトは、Microsoft Access または Microsoft SQL Server データベース、.xml ファイル、XML Web サービスへの接続など、外部データ ソースからデータを取得するために使用されるフォームとデータ接続の中間として機能します。 使用するデータ接続オブジェクトの種類は、データの取得に使用する外部データ接続の種類によって異なります。 オブジェクトは DataSource 、すべての種類のデータ接続オブジェクトに使用できるプロパティとメソッドの共通セットを提供し、各データ接続オブジェクトは独自のプロパティとメソッドのセットを提供します。

Microsoft InfoPath では、次の種類のデータ接続がサポートされています。

  • AdoSubmitConnection オブジェクトで表される ActiveX データ オブジェクト (ADO) を使用してAdoQueryConnection、接続クエリまたは送信を行います。
  • または オブジェクトで表される SharePoint Foundation 2010 または SharePoint Server 2010 を実行しているサーバーをビジネス データ接続サービス (BDC) に登録されている外部データ ソースに対してBdcQueryConnectionBdcSubmitConnectionクエリを実行または送信するための接続。
  • または オブジェクトによって Microsoft.Office.InfoPath.SharepointListRWQueryConnection 表される SharePoint リストに対してクエリを実行または Microsoft.Office.InfoPath.SharepointListRWSubmitConnection 送信するための接続。
  • オブジェクトによって WebServiceConnection 表される Web サービスへの接続。
  • オブジェクトと FileSubmitConnection オブジェクトによってFileQueryConnection表される XML ファイルに対してクエリを実行または送信するための接続。
  • オブジェクトによって表される電子メールで送信する EmailSubmitConnection 接続。

クラスは DataSource 、Microsoft InfoPath 2003 オブジェクト モデルの DataObject インターフェイスに対応します。

コンストラクター

DataSource()

フォーム テンプレート内のデータ ソースを表します。

プロパティ

Name

関連付けられている DataSource オブジェクトの名前を取得します。

QueryConnection

データ ソースに関連付けられているオブジェクトへの DataConnection 参照を取得します。

ReadOnly

データ ソースが読み取り専用状態かどうかを示す値を取得します。

メソッド

CreateNavigator()

XPathNavigator を返します

GetNamedNodeProperty(XPathNavigator, String)

指定した XML ノードの名前付きプロパティの値を取得します。このノードは、メイン データ ソースの nonattribute ノードである必要があります。

SetNamedNodeProperty(XPathNavigator, String, String)

指定した XML ノードの名前付きプロパティの値を設定します。このノードは、メイン データ ソースの nonattribute ノードである必要があります。

適用対象