メッセージ強化のチュートリアル
このチュートリアルでは、Microsoft BizTalk Accelerator for HL7 (BTAHL7) を使用して特定のビジネス上の問題 (メッセージ エンリッチメントの問題) を解決するための詳細な手順について説明します。 メッセージ エンリッチメント チュートリアルでは、HL7 に準拠していないメッセージや不完全なメッセージを追加またはエンリッチする必要がある状況について説明します。 これは、患者登録アプリケーションなどのアプリケーションで発生する可能性があります。または、Microsoft SQL Serverからの XML データを含むメッセージを設定するときに発生する可能性があります。
このチュートリアルでは、BTAHL7 を使用してメッセージをキャプチャし、不足しているデータ (たとえば、患者レコード データベースから) を提供します。 その後、メッセージを変換し、MLLP (最小下位層プロトコル) アダプターを使用して、ラボ、保険、または従来の基幹業務 (LOB) アプリケーションに送信します。
このチュートリアルでは、Web サービス クライアント (WSClient.exe) アプリケーションを使用して、XML 形式のメッセージ (この場合は "doorbell" Register Patient トリガー イベント) を SOAP アダプター経由で送信し、BTAHL7 でBizTalk Serverします。 BizTalk Server SOAP 受信ポートでメッセージを受信し、Web サービスとして発行されたオーケストレーションにメッセージをルーティングします。 XML メッセージには、患者名と社会保障番号が含まれています。 メッセージを拡張し、スキーマ、マップ、変換を使用してメッセージを HL7 形式に変換します。 その後、MLLP アダプターを介してラボ、保険、または LOB アプリケーションに送信します。
次の図は、チュートリアルのプロセス フローを示しています。
注意
このチュートリアルでは、Windows Server Standard、Enterprise、Datacenter、または Web Edition、および MLLP テスト ツールを含むカスタム BTAHL7 インストールが必要です。 さらに、Visual C# でのBizTalk Server開発と、HL7 アクセラレータと利用可能な BizTalk ツールに関する情報についても理解している必要があります。
注意
アセンブリの展開を解除し、送信ポートを停止し、前のチュートリアルで使用した受信場所を無効にすると、エラーを回避できます。